契約更改を行ったオリックス・若月健矢【写真:編集部】

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打撃力アップを課題に挙げ「1から見直してやっていきたい」

 オリックスの若月健矢捕手が29日、契約更改交渉を行い500万円アップの年俸4500万円でサインした。(金額は推定)

 6年目の今季は自己最多の138試合に出場しリーグトップの盗塁阻止率.371をマークし自慢の肩を見せつけた。一方で打撃では打率.178、1本塁打21打点に終わり「しょうもないバッティングしかできなかった。悔しかったです」と、課題を口にした。

 チームは最下位に沈み1996年から優勝が遠ざかっているが「やっぱりキャッチャーは勝ってナンボのポジション。打撃では2割6分、ホームランも1本(シーズンで)しか打ったことないので。1から見直してやっていきたい」と、来季は打撃面での成長を誓った。

 選手会長として球団への要望を「京セラの水風呂をもう少し冷やしてもらいたい。ほぼお湯なので。キンキンにしてほしい」と伝えたことを明かし苦笑い。球団施設については「真面目なことでは舞洲のバックスクリーンが見えづらいので、そこは伝えました」と若手からの要望をきっちりと伝えていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)