【綾夏のフルーツレシピ】りんごの酸味がお肉と相性抜群!アップルポークバーガー

写真拡大

秋から冬にかけての時季に旬を迎える「りんご」。今月の英国料理研究家の綾夏さん(@ayakacooks)の連載コラム『綾夏のフルーツレシピ』では、旬のりんごを使って、ロンドンでも大人気だというハンバーガーをつくります。ジューシーで食べ応えもあり、見た目もオシャレなアップルポークバーガーをぜひロンドン流でお楽しみください!

ロンドンっ子には、ハンバーガーが欠かせない!


こんにちは、英国料理研究家の綾夏( @ayakacooks )です。

今月は、秋から冬にかけてが旬となる「りんご」を使ってつくるハンバーガーをご紹介します。

ロンドンでは、ハンバーガー専門店をよく見かけます。ハンバーガーというとアメリカのイメージがあるかもしれませんが、実はロンドンっ子にとってもハンバーガーは欠かせない料理なんです!

ロンドンのハンバーガーはイギリスを代表するチェダーチーズが挟んであることが多く、大きくてとってもジューシー。今回ご紹介するレシピでは、パテにりんごを使いました。


イギリスでは料理にソースを添えることが多く、りんごを使ったアップルソースはシンプルな材料で作れておいしいので定番の人気ソースです。イギリスの人々が大好きなポークチョップも、アップルソースにつけて食べることが多いのですが、豚肉の脂とりんごの酸味の相性がとても良く、何度も食べたくなる味なんです。


アップルポークバーガー


今回のレシピでは、豚肩ロース肉を角切りしたものと牛挽き肉を合わせているので、食べ応え抜群! さらに角切りしたプロセスチーズを加えることで、濃厚でジューシーなパテに仕上げました。角切り肉は使わず、全部豚挽き肉や牛挽き肉にしてもおいしくつくることができますので、お好みで作ってみてくださいね。


材料(2個分)

・バンズ……2個

【パテ】
・りんご……1/2個(100g)
・プロセスチーズ……2個
・牛挽き肉……150g
・豚肩ロース肉……150g
・セージ……2枚
・にんにく(すりおろし)……小さじ1/2
・塩……小さじ1
・こしょう……少々


【トッピング】
・トマト……大さじ1個
・紫玉ねぎ……1/4個
・グリーンリーフ……3〜4枚
・チェダーチーズ……4枚
・パクチー……お好み
・マスタード……お好み
・ケチャップ……お好み


作り方

1. りんごと豚肩ロース肉、プロセスチーズは角切りにしておく。プロセスチーズは薄力粉(分量外)をまぶしておく。セージは細かく刻む。


2. トマトは1.5cm幅に、紫玉ねぎは薄くスライスしておく。

3. ボウルにお肉と塩・こしょうを入れ、粘りが出てきたら、りんごとセージ、すりおろしにんにく、プロセスチーズを加え、よく混ぜ合わせる。


4. 全体がよく混ざったら、4等分にしてパテをつくる。

5. 200℃に予熱したオーブンで25分焼く。

6. バンズにマスタード・ケチャプをお好みで塗り、グリーンリーフ、パテ、チェダーチーズ、トマト、パクチー、紫玉ねぎの順で挟んでいく。


ナイフとフォークを使って食べるのがロンドン流!


高さのあるハンバーガーをナイフとフォークを使って贅沢に食べるのが、ロンドン流の楽しみ方です。付け合わせにフライドポテトやグリル野菜を添えれば、カフェ風ランチの出来上がり!


お好みでカリカリに焼いたベーコンやピクルスなどを入れて食べるのもおすすめです。ぜひみなさんも試してみてくださいね。


【おまけ】ロンドンで人気のハンバーガーショップ


ロンドンにある多くのハンバーガー専門店では、お肉の焼き方を選べたり、チーズやトッピング、ソースの種類が充実しています。最近は、グルテンフリーのバーガーがあるお店も。ロンドンには、veganやvegetarianなどさまざまな人がいるので、自分の好みに合わせていろいろ選べるようになっているんです。

そして、ロンドン発のハンバーガーショップチェーンとして大人気なのが、『Honest Burgers』! 代表メニュの「オネスト(Honest)」は、完璧な焼き加減のビーフパティと紫玉ねぎの付け合わせ、スモークベーコン、チェダーチーズ、レタスを挟んだもの。ピクルスとローズマリー風味のフライドポテトもついてきます。

『Honest Burgers』は、ロンドン市内および近郊含めて20店舗以上あるので、ぜひロンドンに行く機会があれば、立ち寄ってみてくださいね。


Honest Burgers: Great British Burger Restaurants in London, Bristol, Cambridge & ReadingInstagram|綾夏(@ayakacooks)