読売新聞は29日の朝刊におわびの記事を掲載した。富山県内の自治体のSNSを使った情報発信について紹介した記事で、24歳の男性記者が、県や自治体の談話をねつ造していたという。読売新聞は「重大な記者倫理違反であり記者の教育を徹底する」としている。NHKニュースが報じた。

県広報課の「内容が派手な動画や写真に負け、なかなか見てもらえない」という談話のほか、魚津市や小矢部市の担当課の談話を、取材をしないままねつ造していた。県からの指摘でねつ造が発覚し、男性記者は「記事を早く出したかった」などと話しているという。

読売新聞記者 自治体の談話をねつ造「重大な記者倫理違反」(NHKニュース)