最軽量のこだわり棄ててモバイルと実用性へ! 生まれ変わったLAVIE Pro Mobileの魅力に迫る

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NECは、2019年夏モデルとして完全リニューアルしたモバイルノート「LAVIE Pro Mobile」を発表した。これまでLAVIEシリーズでは最軽量にこだわったモデル「LAVIE Hybrid ZERO」がシリーズの顔としてアピールされてきた。

今回のLAVIE Pro Mobileはこれまでとは異なる方向性を打ち出したLAVIE Hybrid ZEROに替わるマシンだ。

LAVIE Pro Mobileは、充分軽量なモデルではあるが、最軽量のこだわったLAVIE Hybrid ZEROよりもやや重い。
これは、最軽量よりも剛性や実用性を重視した結果である。

LAVIE Hybrid ZEROが2-1n-1パソコンであったが、LAVIE Pro Mobileはラップトップ型のモバイルパソコンというスタイルだ。
モバイル用途に特化したことで、タッチパネルもオプションとなり、ディスプレイも180度までしか開かない仕様になっている。

LAVIE Pro Mobileは、PC-8001のミニチュアモデルとセットのNECパソコン40周年記念モデルも発表された。500台限定のプレミアムセットはあっという間に売り切れた。
筆者もその波に乗り遅れた一人であるが、40周年記念カラーのLAVIE Pro Mobile単体はまだ買うことができたため、購入した。

今回は、LAVIE Pro Mobileの使用感、魅力に迫っていく。

安っぽさが消えた40周年記念モデルの美しい筐体
筆者はLAVIE Hybrid ZEROも所有している。確かに軽くて高性能なのだが、本体の作りに安っぽさを感じた。軽量を追求すれば本体の剛性が犠牲になるからだ。
パソコンを使う上では、強度や剛性といった作り込みがしっかりされていたほうが、モバイル利用でも安定して使いやすくなると再確認した。

そんな時にLAVIE Pro Mobileを触らせていただく機会があった。
説明員の話を聞くと、LAVIE Hybrid Zeroの弱点を克服したモデルだということだった。
実際に触ってみると、確かにボディの剛性や触り心地も良く、キータッチも滑らかだった。そこで、筆者は購入を決めたのである。


筆者が購入したNECパソコン40周年カラーは、PC-8001をモチーフにしたカラーリングである。どこかレトロでありながら落ち着いたカラーだと感じた。
キーボードが明るい色になっているので、視認しやすいのも良い。
Enterなどの一部のファンクションキーが違う色になっているのもお洒落だ。



今回購入した40周年記念モデルは、メーカーロゴが旧NECロゴになっているのも魅力の一つだ。
ブート画面でも旧NECロゴが登場する。
筆者は世代的に昔のNECをあまり知らないのだが、Windows以前からNECのパソコンを使っている人には感慨深い仕様だろう。


40周年記念モデルには、ステッカーが付属する。

「NEC Personal Computer Since1979」と記載されている。
プレミアム感を感じてちょっと嬉しくなった。
本体に刻印されている「PC 40th Anniversary Edition」の文字の上に貼ったら良い感じだ。



本体は、ヒンジ部分から徐々に斜めに細くなっていくデザインだ。
閉じたときに、液晶側がやや前に出ているため、開閉はしやすい。
360度液晶が回転したLAVIE Hybrid ZEROと異なり、LAVIE Pro Mobileは、180度までしか液晶が開かない。ただ180度でもフラットな形状になるので、画面共有する際でも不便はない。実用上180度開けば、十分だ。


ビジネス用途でも安心 端子類が充実
AppleのMacシリーズなど、最近のモバイルパソコンではUSBの規格がType-Cに統一されてきている。だが、まだまだ従来型のType-Aを採用する周辺機器も多い。
最新モデルの一部では、従来のUSB機器を使う場合にはUSBハブが別途必要なケースも多い。


LAVIE Pro Mobileでは、USB Type-C端子2つのほかに、Type-A端子も1つ搭載している。欲を言えば、もう一つ欲しいところなのだが、1つあるとのと無いとでは大違い。
外出先などでも、USB機器接続が迅速に対応できるのだ。
また外付けHDDや光学ドライブなどはハブを介するよりも直に本体と繋いだ方が安定して作動することも細かいことだが、重要なポイントだ。

そしてビジネス用途で特に重宝するのが外部モニターなどに出力できるHDMIポートである。最近のノートPCでは本体サイズやデザインからmicro HDMIやThunderbolt端子を採用している機種も増えている。だが、LAVIE Pro Mobileは、フルサイズのHDMIを搭載しているのである。わざわざmicroHDMIアダプターなどを別途用意したり、持ち歩いたりする必要がないのだ。

このようにビジネスシーンでは、外部出力周りが安定していると、本来の業務に集中できるため非常に重宝するのだ。
大画面で作業したいときはもちろん、デュアルディスプレイでパソコンの画面と、モニターの画面に別々の物を表示して同時に作業することもできるからだ。
また外出先では本体ディスプレイだけで作業して、自宅では大型モニターに接続して作業すれば、効率も上がるし、大型モニターに出力できれば、動画を視聴しながらパソコンで作業する、といったことも手軽にできる。

端子類が充実していることは、ノートPCの実用性では非常にポイントが高いのである。


静音キーボードはモバイルに最適


LAVIE Pro Mobileは、キーボードの打鍵音も静かなのも特徴の1つだ。
外出先で作業をしているとキーボードの打鍵音は意外と目立つし、周囲の反応も気になる。
カシャカシャとキーボード打つのは気持ちが良いのだが、周囲の人にとってはノイズや雑音でしかない。
筆者はLAVIE Hybrid ZEROも所有しているのだが、個人的にはLAVIE Pro Mobileの方が打ちやすく静かに感じた。
これは好みもあると思うので、気になる方はショールームや店頭で触って確認してほしい。


指紋認証搭載で起動に10秒もかからない
LAVIE Pro Mobileは指紋認証を搭載している。
Windows10の生体認証機能Windows Helloの機能でログインすることができるのだ。


指紋認証の読み取り部は横長の楕円形で使ってみるとかなり便利だった。
起動時に電源ボタンを押して気持ち長く触っていると、指紋認証されてそのままホーム画面が表示される。慣れるいと、1アクションで起動できるのでとても気持ちいい。
時間にして5〜10秒といったところ。
別に無くても構わないかな、と思っていた指紋認証だが、今では愛用している。

LAVIE Pro Mobileを使いはじめて1ヶ月ほどになる。
現在、パソコンを開くのが億劫ではなくなったと感じている。
起動が速く、手触りも良いのでいつまでも触っていたい気持ちにもなる。

筆者は、原稿執筆だけでなくプラベート用途でもパソコンを使っているのだが、どちらもスムーズに動くので非常に快適である。
タッチパネル非搭載だが、筆者の場合、
従来からタブレット端末以外では画面を触ることがすくなかったので、タッチパネル非搭載モデルで十分に満足できている。

何よりも、軽すぎて本体が安っぽく感じてしまっていたLAVIE Hybrid ZEROの弱点を克服しているのが大きい。さらにバッテリー持ちも大幅に改善しているので、外出時などでのモバイル用途でも安心して使えるので存分に活用してみてほしい。
執筆 ちえ