昌徳宮の芙蓉池(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

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【ソウル聯合ニュース】韓国文化財庁の宮陵遺跡本部は8日、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日、8月15日)を記念し、10〜25日に景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮の4大古宮と宗廟、朝鮮王陵を無料開放すると発表した。

 無料開放期間には徳寿宮と昌慶宮の夜間観覧も無料となる。通常は観覧時間が決まっているため予約が必要な宗廟は、期間中は予約なしで自由に観覧できる。昌徳宮の後苑観覧や夜間観覧は予約が必要で、観覧料を支払わなければならない。

 今年上半期(1〜6月)の古宮、宗廟、朝鮮王陵の訪問者は計520万2000人を超え、3年ぶりに500万人を突破した。無料開放が成果を上げた場合は今年の年間訪問者数が過去最高を更新するとの見通しも出ている。