付知峡にある食事処「峡」にかかる、やじろ橋を上から撮影したもの。川底まで透き通る青川の美しさに感動してしまう/ 「付知峡(つけちきょう)」(岐阜県中津川市)/Hazuki Hirai

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今回は、夏休みの日帰りドライブにオススメな岐阜の絶景を5つ厳選して紹介。東海エリアから日帰りで行けるからと侮るなかれ。息をのむほどの、非日常空間があなたを待っている!

【写真を見る】まるでジブリの世界…!神秘的な絶景に心奪われる / 「円原の伏流水」(岐阜県山県市)

■ 澄みきった青川にかかる、この夏絶対に歩きたいつり橋

美しい清流が評判の「付知峡(つけちきょう)」(岐阜県中津川市)。岐阜県中津川市を流れる付知川の源流に位置する渓谷で、名古屋市内からもアクセスしやすい。御嶽山の南麓の雪解け水が流れ込む付知川は、澄みきった清流から「青川」の別名を持つ。見る場所や天候によってターコイズブルーやエメラルドグリーンに変化し、そのどれもが美しい。食事処「岩魚の里 峡(いわなのさと はざま)」にかかるつり橋は、車を止めて山道を歩いて入った場所から撮影できる。太陽が真上にある時間帯に撮影するのがおすすめだ。

【絶景DATA】ベスト期間:4〜11月 / ベスト時間:9:00〜14:00

■付知峡 / 住所:岐阜県中津川市付知町 / 電話:0573-82-4737(付知町観光協会) / 時間:24h / 休み:なし / 料金:入場無料

■ 自然が創りだした神秘の空間

観光鍾乳洞のなかでは、日本で一番高い標高900mに位置していて、その長さは800mにもおよぶ「飛騨大鍾乳洞」(岐阜県高山市)。不規則に曲がって成長する珍しい鍾乳石やヘリクタイトが多いことでも知られている。ライトアップされた幻想的な空間を歩いていると、まるで異なる世界をさ迷っているような不思議な感覚に。また、外気の影響を受けにくいので一年を通じて温度が安定している。夏は涼しく、避暑がてら訪れる人も多い。

【絶景DATE】ベスト期間:通年 / ベスト時間:9:00〜16:00

■飛騨大鍾乳洞 / 住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147 / 電話:0577-79-2211 / 時間:8:00〜17:30(受付〜17:00) / 休み:なし / 料金:入場料 高校生以上1100円ほか

■ 歴史的な名瀑を間近で観賞できる

「養老の滝」(岐阜県養老町)は、養老公園内にある高さ約30m、幅約4mの名瀑。「日本の滝100選」や「名水百選」に選定されている。また、鎌倉時代の文献に登場したり、滝の水が酒になったという有名な故事の由来になったりと、歴史にたびたび登場することでも有名だ。山の中なので、駐車場から滝までの道もハイキング気分で楽しめる。

【絶景DATA】ベスト期間:7・8月 / ベスト時間:13:00〜16:00

■養老の滝 / 住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2 / 電話:0584-32-0501(養老公園事務所) / 時間:9:00〜17:00 / 休み:月曜(祝日の場合翌日) / 料金:入場無料

■ 澄んだ伏流水が勢いよく流れる地域

岐阜県山県市を流れる「円原(えんばら)川」の水は一度地中に潜り、再び湧き出る伏流水として知られる。透明度が高く、新緑とのコントラストが抜群。その美しさから「ぎふ・水と緑の環境百選」にも選ばれている。早朝に行くと、朝もやの中を光が細長い線のように差している光景が見られるかも。太陽が高い時間に行くのもおすすめだ。

【絶景DATA】ベスト期間:7・8月 / ベスト時間:6:00〜9:00、11:00〜14:00

■円原の伏流水 / 住所:岐阜県山県市円原 / 電話:0581-22-6831(山県市まちづくり・企業支援課) / 時間:24h / 休み:なし / 料金:観賞無料

■ 最深部にある日本一の地底滝も必見

全長約2kmにおよぶ東海地区最大級の石灰洞窟「大滝鍾乳洞」(岐阜県郡上市)。そのうち約700mが公開されている。乳白色の鍾乳石が多いのが特徴で、地底の滝では日本一の規模を誇る大滝もある。鍾乳洞の中は、真夏であることを忘れさせてくれるほどひんやり。中は入り組んだ迷路のようで、見学の所要時間は約30分。木製のケーブルカーに乗って向かう道中も楽しい。

【絶景DATA】ベスト期間:通年 / ベスト時間:8:30〜17:00

■大滝鍾乳洞 / 住所:岐阜県郡上市八幡町安久田2298 / 電話:0575-67-1331 / 時間:8:30〜17:00 / 休み:なし / 料金:入場料 大人1000円(東海ウォーカー・東海ウォーカー編集部)