太祖健元陵(文化財庁提供、資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝時代の王陵群「朝鮮王陵」(ソウル、京畿道)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録10周年を記念し、同王陵とソウル中心部の古宮、景福宮で21日から30日まで「王陵文化祭」が開催される。韓国文化財庁が15日までに発表した。

 ソウル市内にある泰陵と康陵では「美しい森写真展」が開かれ、景福宮の勤政殿西行閣では「映像写真展」が行われる。

 ソウル近郊の京畿道・驪州にある世宗大王歴史文化館では、掛け軸作りやハングルをかたどった腕輪作り体験が行われ、京畿道・九里の太祖健元陵では27日に親享礼(祭事)が執り行われる。

 また、世界遺産に登録された日の30日には朝鮮王陵が無料開放される。

 28日には、国立古宮博物館で記念式と「朝鮮王陵世界遺産登録10年、省察と模索」と題した学術大会が開かれる。

 このほか、21日から12月までソウルと京畿道にある朝鮮王陵の史跡17カ所でスタンプラリーが開催される。