21日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では「2018大躍進アスリート」として、中学硬式野球の日本一を決めるジャイアンツカップを制した大淀ボーイズの女子エース・島野愛友利がゲスト出演。天才野球少女といわれる彼女が、名門野球クラブで背番号1を与えられた時の思いを語った。

まず、野球を始めたきっかけを「お兄ちゃんが野球をやっていて、それをずっと見ていたので身近に野球があった」という島野。長男は大阪桐蔭で甲子園出場を果たし(現在は龍谷大)、次男も履正社の野球部に所属をしているという。

また、男子選手を抑えて名門野球クラブのエースナンバーを付けることになった島野は、「周りも心配もあったと思うし、自分も不安と喜びと・・・」と話すと、VTRで大淀ボーイズ・小林将起監督が登場し、島野に背番号1を与えた理由を説明した。

「最終的には私が監督なので決めるんですが、指導者が14名いてまして14名全員に相談するんです。その中でも満場一致であゆが背番号1ということになりました」という同監督は、「あゆが投げると負けてても逆転する。あゆが投げると何かが起きる」とも話している。

そんな島野は球速こそ最高時速で123kmと、男子のトップ選手と比べ決して速くはないが、抜群のコントロールと変化球を武器に持つ。同じゲストの元木大介氏も「まずコントロールが良くて高めにいかない。だから打たれても長打にならない。高めにいっても全部変化球で落ちてくる」などと、その制球力を絶賛した。

その他にも「相手選手に舐められたりとか?」と訊かれた島野は、「ベンチから『負けててええんか?』っていう声が聞こえる時があって、『なんや』と思ってインコースを投げてみたり」と負けん気の強さをうかがわせると、恋愛事情に関する質問には「そんな対象じゃない」と謙遜した。