いつもと一味違う!トマトを丸ごと使ったイタリアン風な炊き込みごはんのレシピ
トマトを使えば炊き込みごはんもイタリアン風!?
例年より暑かった夏も去り、新米のおいしい季節がやってきました。
松茸ごはんや、栗ごはん、秋刀魚ごはんなど、旬の素材を使って炊き込みごはんを作る機会が増えるシーズンですね。
「La Cocotte de GOHAN」とは?
STAUBでごはんを炊くと、おいしくごはんが炊けると言われていますが、そんなSTAUBの中でも炊飯に特化して開発されたのが、ごはん専用ココット「La Cocotte de GOHAN」です。
鉄製の羽釜のような形状で、材質も同じ鋳鉄、羽釜で炊いたごはんのようにふっくらツヤツヤなごはんが簡単に炊けます。我が家ではMサイズ(2合用)を使用していますが、2合くらいであれば25〜30分程度でおいしいごはんが炊けます。電気炊飯器より早く炊けるので非常に重宝しています。
また、GOHANと命名されているものの、普通の鍋としても使えるので、様々なシチュエーションで使えます。深さがある形状なので、揚げ物をする際には油が周りにはねる心配がありません。厚みのある鋳鉄素材なので油温も均等に保つことができ、揚げ物をおいしく仕上げることもできます。ジャム作りやちょっとした煮物を作る際にもとても便利な鍋です。
この「La Cocotte de GOHAN」を使い始めて電気炊飯器を手放したと言う声も良く聞きます。丸みを帯びたかわいらしいデザインなので、コンロ周りに置いてもサマになるので、おすすめです。
それでは、イタリアン風な炊き込みごはんのレシピを紹介していきます!
「トマトとホタテの炊き込みごはん」
材料(2〜3人分)
・米……2合
・トマト……1個
・ホタテ……5個
・バジルの葉……4〜5枚
・チキンブイヨン……280cc
・塩、こしょう……少々
・オリーブオイル……小さじ1
・パルミジャーノ……適宜
※使用する米の種類によってブイヨンの分量は変わります。トマトからも相当水分がでるので、適宜調整してください。
<下準備>
1. 包丁でトマトに十文字に切れ目を入れ、お湯に浸けて、トマトの皮を剥く。
2. 米を洗い、5分を目安にザルにあげる。
3. 固形(顆粒)のチキンブイヨンの素を使って、チキンブイヨンを作り、冷ましておく。
作り方(炊飯編)
1. ココットに下処理をした米、チキンブイヨン、トマト、ホタテ、オリーブオイルを入れ、塩、こしょうを振る。
2. ココットの蓋を取った状態で中火にかける。
3. グツグツと沸騰してきたら、ココットに蓋をする。
※蓋をしたら途中で取らないように!
4. 蓋をして1分経ったら、火を弱火にする。
5. 弱火にして10分経ったら、火を止めて10分蒸らす。
6. 蒸らしまで完了したら蓋を取り、バジルの葉をちぎって散らし、トマトとホタテを崩しながら全体をかき混ぜる。
アレンジも無限大!味付けと食材選びのポイントは?
炊き込みごはんというと、どうしても和に寄った炊き込みごはんメニューが多くなってしまうと思いますが、トマト&ブイヨン&オリーブオイルをベースに色々な洋風炊き込みごはんに応用が可能です。
今回はたまたま冷凍庫にあったホタテを使いましたが、ホタテの代わりに殻付きのカニを使えばよりゴージャスなものになりますし、皮目を軽く焼いた鯛を入れるのも良いかもしれません。
ポイントは、ホタテ、カニ、鯛などのやさしい味の食材を選び、オリーブオイルとトマトの味と香りを引き立てるという点です。
さらに!炊き込みごはんをおしゃれに仕上げるためのひと工夫
ここまでの行程でも充分においしい炊き込みごはんが出来上がります。
ですが、炊き込みごはんは混ぜ込んでしまうと、色合いも映えなくなり、おしゃれ度も落ちてしまいますよね……。
そこで今回は、この炊き込みごはんにもうひと工夫加えたいと思います。
「トマトとホタテの炊き込みごはん」のおしゃれアレンジ〜サラサラリゾット仕立て〜
作り方
1. 炊き上がったごはんを混ぜる。その後、お皿に盛り付ける。
2. ごはんの上にパルミジャーノをたっぷりとすりおろす。
3. 熱々のチキンブイヨン(分量外)を注ぐ。
4. お好みでバジルの葉を散らして完成。
今回はまるごとトマトを使った炊き込みごはんと簡単アレンジレシピを紹介しました!
これから新米が出回る季節にぜひチャレンジしてくださいね。
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