XFN-ASIAによると、種子や除草剤を製造する農業化学大手の米モンサントは5日、同社の第1四半期最終利益予想が、前回予想の2倍の1株当たり20セントとなると発表した。これはアナリスト予想の1株当たり11セントの2倍近い数字。上方修正の理由について、同社は、オーストラリアで綿関係の製品が好調だったことや欧米では同社の除草剤「ラウンドアップ」の売り上げが予想以上に好調だったためとしている。

　　同社はまた、原材料の高騰を計算にいれても、2006年の通期最終利益は前回予想の1株当たり2.35-2.50ドルの上限となるとしている。同社の株価は同日、前週末比3.61％（2.72ドル）高の78.07ドルで引けた。また、時間外取引では、終値比0.14％（0.1ドル）高の78.18ドルで推移していた。【了】