XFN-ASIAによると、豪州のANG銀行が、中国の天津市商業銀行の株式20％を1億5000万豪ドル（約132億円）で取得することで、大詰めの調整が行われている模様だ。豪州の経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューが同日付で、ANG銀行のジョン・マクファーレン頭取の話として伝えた。それによると、同行は来年、上海市商業銀行の株式20％の取得も目指しているとしており、同頭取は、「両案件ともに、今後6カ月以内にまとまる見込みだ。うち、1つはクリスマス前に最後の一線を越えるだろう」と述べ、1行の株式取得について、年内にも合意に達するとの見通しを示した。【了】