AFX通信によると、仏自動車大手ルノーのゴーンCEO（最高経営責任者）は、韓国のルノー・サムスン自動車が2007年に新車を販売するまで、新型モデルの市場投入がない計画を明らかにした。仏経済紙レゼコーが報じたもので、ゴーンCEOは韓国の記者団に対して、来年には新モデルの市場投入はないとして、「2006年は守勢に回る」と述べた。今年7月には、すでに「トゥインゴ」の新モデルの販売時期を1年遅らせ、2007年に市場へ投入する計画を明らかにしている。

　　また同CEOは最近、今年の同社の粗利益率を4％から3％へ下方修正したことについて、10月に「メガーヌ」の欧州販売が前年比24％減少したのに続き、11月も不調が続いたためと説明した。　【了】