シティの無敗記録ストップもグアルディオラ「必要な敗戦だった」

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▽マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が6日のチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ最終節のシャフタール戦の敗戦が「必要なものだった」と語っている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

▽シティは6日、CLグループリーグ最終節のシャフタール戦を1-2で落とした。シティのグループステージ首位通過は既に決定していたため、この敗戦は大勢に影響はないのだが、これまで続けていた公式戦28戦無敗という記録が途切れてしまった。

▽だがグアルディオラ監督はこの記録には目もくれず、「必要な敗戦だった」と試合を振り返っている。

「傷心しているよ。負けて良いことなんて決してない。しかし、我々には負けることが必要だった。この敗戦はクラブや我々にとっていい方向に働くだろう。我々は(勝つために)トライした。勝つために来ているんじゃないなんて言えないからね」

「すでに我々は日曜日に向けて集中している。フットボールとはいかに悪い時期からうまく回復し安定できるかだ。我々は何度も全ての試合に勝つことはできないと言ってきた。負けることだってある。今日がそうだった。今、我々は前を向かなければならない。もう1つの戦い、プレミアリーグに向けてね」

「しかし、日曜日に世界が終わるわけではない。どんなことが起ころうと大した問題ではないんだ」

▽実に29試合ぶりの敗戦となったグアルディオラ・シティ。ちなみに最後に負けたのは今年4月のアーセナルとのFAカップ準決勝でのこと。それでも、リーグ戦ではいまだに無敗を続け、前節、1シーズンにおける連勝記録でアーセナルやチェルシーに並ぶ13連勝を記録。10日に行われる第16節のマンチェスター・ユナイテッド戦では、ダービー戦というだけでなくこの記録更新も懸かった白熱の一戦になることは間違いない。