GK杉本の好守もあり横浜FMがオウンゴールで甲府を下し2連勝《YBCルヴァンカップ》

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▽3日、JリーグYBCルヴァンカップ グループB第4節のヴァンフォーレ甲府vs横浜F・マリノスが山梨中銀スタジアムで行われ、0-1で横浜FMが勝利した。

▽ここまで2試合を戦い、2分けで6位につける甲府が、3試合を戦い1勝2敗で4位につける横浜FMを迎えた一戦。甲府はU-18に所属する2種登録の入間川を初起用。一方の横浜FMは、U-20日本代表に選ばれた遠藤に加え、吉尾、中島とU-21枠の3名を起用した。

▽試合は横浜FMがいきなりビッグチャンスを迎える。3分、扇原からのロングボールに抜け出したウーゴ・ヴィエイラに対しGK岡西が飛び出して対応。ボックス外にこぼれたボールをウーゴ・ヴィエイラがループシュートで狙うも、GK岡西がキャッチする。

▽対する甲府は5分、ロングボールに抜け出したドゥドゥがドリブルでボックス内に侵入。ドゥドゥがそのままシュートもGK杉本がセーブする。

▽横浜FMは25分、クリアボールのこぼれ球をボックス手前中央で拾った中島がシュートも枠を外す。28分には甲府がチャンス。右サイドからのクロスをボックス内左でドゥドゥがヘッド。しかし、GK杉本は落ちついてキャッチする。

▽29分に横浜FMは決定機。甲府がボックス付近での処理を誤ると、最後は浮き球のパスをウーゴ・ヴィエイラがダイレクトボレー。しかし、GK岡西がセーブする。それでも直後の31分、ボックス左から遠藤が鋭いクロスを入れると、土屋に当って流れたボールがオウンゴールとなり、横浜FMが先制する。

▽先制した後も横浜FMが両サイドを使って攻め込むが、フィニッシュまで持ち込めず。前半は0-1で横浜FMがリードして折り返す。

▽後半、オリヴァー・ボザニッチに代えて堀米を起用した甲府が立ち上がりから攻め込む。47分、ドゥドゥが持ち込むと、右サイドの島川へリターン。しかし、クロスは合わない。50分には、橋爪のクロスから保坂がシュートもも、力なく得点とはならない。

▽押し込まれる展開が続いた横浜FMだったが55分、新井がシュートも枠と外す。58分には遠藤が吉尾とのワンツーからシュートを放つも、ゴールを奪えない。69分にはウーゴ・ヴィエイラのクロスから前田がシュートも、シュートは外れてしまう。

▽攻め込まる時間が続いた甲府は85分、ボックス手前でボールを受けた堀米がキックフェイントで相手をかわしシュート。このこぼれ球をつなぐと、最後は浮き球をドゥドゥが競るもGK杉本へのファウルを取られてしまう。

▽アディショナルタイムは横浜FMが再び主導権を握るも93分、堀米が左サイドからクロス。これにドゥドゥがヘッドで合わせるが、シュートは枠に外れ試合終了。0-1で横浜FMが勝利し、連勝を飾った。