マンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチの代理人が、一部で騒がれたナポリ移籍の可能性を一蹴した。

代理人のミーノ・ライオラ氏は以前、イブラヒモビッチがナポリの街を気に入っていると明かしていた。また、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長も、イブラヒモビッチ獲得が難しいこととしつつ、実現するなら歓迎すると述べている。

さらに今回、イブラヒモビッチはユヴェントス時代の恩師であるファビオ・カペッロの『フォックス・スポーツ』のインタビューで、ナポリのことを問われると「何が起きるか様子をみよう」と回答。ユナイテッドでうまくやっているとしつつ、ナポリ行きの可能性を否定はしなかった。

これを受け、イタリアメディアは「イブラがナポリに扉」と、移籍実現もあり得ると報じた。しかし、ライオラ代理人は17日、すぐに火消しにかかっている。ナポリのメディア『ラジオ・キス・キス・ナポリ』で問われると、「放っておこう。イブラはナポリに来ない。その夢は実現しない」と断じた。


スターが減りつつあるとされるセリエAだけに、イブラヒモビッチ復帰の可能性にイタリアメディアは沸いたものの、あっという間に“鎮火”したようだ。