4日、日本テレビ「嵐にしやがれ」では、プロフィギュアスケーター・荒川静香、高橋大輔、鈴木明子がゲスト出演。「美しいだけじゃない!裏フィギュアスケート講座」として、フィギュアスケートの知られざる裏側を明かした。

まず紹介されたのは「スケート靴はめちゃくちゃ臭い」というもの。大野智が「皆臭いんですか?」と質問すると、「個人差がある」と前置きした荒川は、「日本では体験したことのないレベルを海外の試合で体験しました」とも。

さらに「その臭いを辿っていったところ、裸足でスケート靴を履く選手がいた。更衣室の外まで(臭いを感じた)」と説明すると、鈴木も「コンビニの小さい袋に足を入れて、そのまま(靴を履く選手もいた)」と続き、高橋に至っては「僕はちょっと臭いです」と告白した。

続いて紹介されたのは、「フィギュアスケートはめちゃくちゃお金がかかる!」というもの。読売新聞による調査では、5〜20歳で五輪出場する場合、年間約840万、総額約1億3500万かかるという。

「極めて行くとなると普通のスポーツよりはかかる」という鈴木。主な出費は、靴と刃が別々で一足約20万ほどするスケート靴で、選手によっては2〜3ヶ月で履き替えるため、靴代だけでも年間約100万ほどかかるという。

その他にも、衣装代やリンク代、コーチ代、振り付け代、海外遠征代などが紹介されるも、大会の優勝賞金は、グランプリシリーズで約200万程度。世界選手権ですら約500万と紹介されたため、松本潤は「元とれないよね?」と驚いた表情を見せた。

また、「ロミオとジュリエットの呪い」という項目では、荒川が「(チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」を)飛躍した翌シーズンに使うと全く活躍できなくなる選手がこれまで多かった。で、飛躍した翌年になぜか選ぶ選手が多い」と説明。「それで私も失敗した」と苦笑いを浮かべると、知らずに使い始めたという高橋も「大事な試合でボロボロだった」と明かした。