瀬戸焼振興協会と瀬戸商工会議所は、瀬戸焼ブランド発表会「made in Seto」を2017年2月10・11日、東京・丸の内のJPタワー KITTEで開催する。窯元やメーカー、卸事業者などが瀬戸焼と瀬戸市の魅力を発信し、地場産業の活性化を図る。


「お雛めぐり」での展示の様子

同イベントでは、高さ約3メートルのピラミッド型巨大ひな壇に、陶磁器製ひな人形や陶磁器作品などの様々な瀬戸焼を陳列する。巨大ひな壇は愛知県瀬戸市で毎年開催される「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」のシンボルだが、東京で展示が行われるのは今回が初めて。

また「新しい瀬戸焼」を開発するプロジェクトによって、瀬戸焼の伝統的な技術力と気鋭のデザイナーやアーティストの感性を融合・連携させたコラボレーション作品の展示もされる。洗練したデザインの中にも、1000年以上のやきものの歴史が息づいている。


ブランド発表会の様子

今回の展示には前回の約2倍となる41社が参加し、18つの事業者が商品を展示する。瀬戸焼ギャラリーでは、事業者ごとに展示された作品を実際に手に取り、各社独自の質感、風合いを体験することができる。一部店舗では展示商品の販売も行われるほか、瀬戸焼と瀬戸市の魅力を発信する「せとまちブランディング」コーナーが設置される。

瀬戸焼ブランド発表会「made in Seto」は、JPタワー KITTE1階アトリウムで2月10日の12時から20時、11日の11時から18時まで開催される。入場料無料。