失意から3日後…川崎F主将MF中村憲剛、CS準決敗退の思い＆残留のFW小林悠を語る
▽クラブ初タイトル獲得に思いを馳せた川崎F。年間2位のアドバンテージとしてホームの等々力に同3位の鹿島アントラーズを迎え撃ったものの、相手の試合巧者ぶりに後手を踏み、0-1で完封負けした。
▽同試合後、「喪失感が大きすぎてコメントが出てこない」と足早にメディア陣のもとを後にしていた中村は、「想い」との題でブログを更新。サポーターに謝罪しつつ、同日に残留を表明したFW小林悠についても言及した。
「先日の鹿島戦では結果を出せず、たくさんの方に悔しい思いをさせてしまい本当に申し訳ありませんでした」
「そして、更新が遅れてしまったことも」
「自分も含め、フロンターレを愛する全ての人がどれだけ今年に期待をかけてくれていたか。ホームアウェイ問わず毎試合たくさんの応援と川崎市のみなさんを始めとしたバックアップを感じてみんなでひとつになってリーグ戦を戦って掴んだこの舞台」
「そこで負けてしまった悔しさ、みなさんの期待を裏切ってしまった悲しさ、自分自身への情けなさ、失ったものの大きさから試合直後は情けない話ですが何も考えられませんでした」
「あれから数日たちましたがその間にいろんな人と話したり、電話したり、メールをしたり、家族と過ごす中で少しずつ日常に戻っていますが、それでもふと何もない時に考えてしまうのは未だに試合のことばかりです」
「ここで立ち止まっていてはいけない、気持ちを前に進めていかなければいけないと思いだしてるところに、先ほどユウから来シーズン以降もフロンターレでという報告がありました。正直、嬉しかった」
「ユウがサポーターの皆さんへの感謝の気持ちを綴っている通り、僕たちフロンターレの選手にとって、サポーターの皆さんの存在はいつどんな時もとても大きいものです。いつも感謝の気持ちしかありません」
「フロンターレでタイトルが取りたい」その気持ちは微塵も変わってないです」
「今、チームはオフで新たに天皇杯へと向かうための英気を養っています。勝手ですが、これからも一緒に戦ってください。よろしくお願いします(※原文)」
