5日のセリエA第12節でカリアリに5-1と大勝したトリノが好調を保っている。今季から加入したイングランド代表GKジョー・ハートも、チームの勢いに乗って“ノリノリ”になっているようだ。

アンドレア・ベロッティの2得点やアデム・リャイッチのゴールなど、5ゴールを決めて快勝したトリノは、5日終了時点でリーグ最多となる27得点を記録。ベロッティが8ゴール、リャイッチが5ゴールと、セリエを代表する屈指のコンビへと成長を遂げている。

順位こそ5日終了時点で7位と欧州カップ戦圏外だが、昨季ミランを率いたシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が指揮を執るトリノの評価はうなぎのぼり。当然、チームは良い雰囲気に包まれている。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任したマンチェスター・シティを去り、新天地にイタリアを選んだハートも気分が高まっているようだ。カリアリ戦後、フェイスブックに英語とイタリア語で「結果もパフォーマンスも素晴らしかったね! 次はイングランド代表でもうまくいくことを祈ろう」と述べた。

さらに、ハートは「#kaammoonnnn」というハッシュタグとともに動画も投稿。画面下からゆっくりと登場したハートが「カモーン」とささやく不可思議な動画には、7000以上の「いいね」が寄せられた。

ここ7試合で4勝2分け1敗と好調のトリノは、インターナショナルウィーク後にクロトーネ、キエーヴォ、サンプドリアと対戦。ユヴェントスとのトリノダービーまでに、さらに上昇気流に乗れるか注目される。