3日のヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節で、フェネルバフチェにトルコで1-2と敗れたマンチェスター・ユナイテッド。ジョゼ・モウリーニョ監督への批判は高まっており、「モウリーニョを追い出そう」というツイッターアカウントが国外メディアに注目されるほどとなっている。

アレックス・ファーガソン氏の引退以降、低迷が続いたユナイテッドは、昨季でルイス・ファン・ハール前監督を見限り、“スペシャル・ワン”と呼ばれたモウリーニョ監督を招へいした。

だが、復活が期待された今季も、ユナイテッドは苦しんでいる。出だしこそプレミアリーグで開幕3連勝を飾ったが、その後は公式戦で3連敗。ここ7試合でも2勝しか挙げていない。プレミアリーグでは首位に勝ち点8差の8位。ELではグループ3位に転落している。

近年、ユナイテッドが解任してきたデイビッド・モイーズ氏やファン・ハール氏よりも成績が悪いとして、メディアのモウリーニョ監督批判も強まっている。『テレグラフ』の記者は、昨季途中に解任されたチェルシー時代を含め、同監督がここ42試合で18敗していると指摘した。平均2.33試合に1敗しているという。


こういった状況だけに、モウリーニョ監督の退任を願う声もある。その一つが、「モウリーニョを追い出そう」という名前のツイッターアカウントだ。本拠地オールド・トラフォードの上で抗議のバナーを飛ばすための資金集めを訴えるなど、モウリーニョ解任を呼び掛けている。






6日のプレミアリーグ第11節でスウォンジー・シティと対戦し、インターナショナルウィーク明けの19日にはアーセナルとのビッグマッチも控えるユナイテッド。モウリーニョ監督はカリスマ性を取り戻すことができるだろうか。