XFN-ASIAによると、オーストラリアのマーク・ベイル貿易相は、豪航空最大手カンタス航空とシンガポール航空の合併が実現した場合、「私見だが、(両社の合併が)あるとすれば、政府はそれを否定すべきではない」と述べ、両社の合併を支持する意向を明らかにした。豪紙オーストラリアンがインタビュー記事として同日付で報じた。ベイル貿易相は、「率直に言えば、これが国際航空(産業)が進んでいる方向だ」と指摘した。また、同相は、カンタス航空が現在、商業的に重大な困難に直面しているとした上で、「同社が、不当な競争にさらされることがないようにすべきだ」と述べた。豪政府は現在、国外からの同社への投資に関し、管理規則の廃止を検討している。【了】