ニースFWマリオ・バロテッリが14日、リーグアン第9節のリヨン戦でＰＫを失敗した。だが、チームは勝利し、首位をキープしている。

バロテッリは前節のロリアン戦で決勝点を挙げながら退場となった。だがその後、イエローカード判定が取り消され、リヨン戦出場が可能に。無事、スタメンに名を連ねる。

チームは38分、リヨンが退場者を出したことで数的優位に立つと、50分に先制点を奪取。さらに76分にも追加点を奪い、2-0と順調に試合を進めていく。

すると80分、バロテッリはペナルティーエリアで倒されてPKを獲得。自らゴールのチャンスをつくる。PKの名手として知られるバロテッリだけに、3点目は確実と思われた。だが…


結果はリヨンGKアントニー・ロペスのセーブに遭い、バロテッリはゴールならず。決めていれば今季6点目で得点王争い2位タイに浮上していただけに、本人も不満気な様子を見せた。バロテッリはその後、87分に途中交代している。

それでも、チームは2-0のまま逃げ切って4連勝。同日の試合でモナコが敗れたため、2位との勝ち点差が4に広がった。バロテッリの活躍もあり、好調な二―ス。パリ・サンジェルマンの覇権が続いていたフランスで、サプライズを起こすことができるだろうか。