プラスワン・マーケティングは、2016年10月6日に、同社ブランド「FREETEL」のSIMフリースマートフォンとして「SAMURAI KIWAMI 極2」と、「RAIJIN 雷神」の2機種を発表した。いずれもかなりとがった個性を持った製品に仕上がっているが、その特徴についてレポートしよう。

10コアCPUと大容量バッテリーという、個性的な特徴を持った2つの新機種を両手に持つプラスワン・マーケティングの増田社長。いずれもこの秋のSIMフリースマホ商戦で注目を集めそうだ

10コアCPUやDSDSなど、注目の機能を豊富に備えた高性能モデル
「SAMURAI KIWAMI 極 2」

「SAMURAI KIWAMI 極2」は、2015年11月に登場した「SAMURAI KIWAMI 極」の後継モデル。1440×2560表示に対応する約5.7インチの有機ELディスプレイを採用するのが特徴だ。ボディサイズは、約77.5(幅)×157.2(高さ)×7.2(厚さ)mmで、重量は約168g。メディアテックの10コアCPU「MT6797(2.3GHz×2+2GHz×4+1.4GHz×4」を採用するのもトピック。これに、4GBのRAMと64GBのROMを組み合わせており、microSDメモリーカードスロットは搭載されない。OSは、Android 6.0が採用されるが、なるべく早い時点でAndroid 7.0のバージョンアップを行うことが発表された。

カメラは、メインカメラが約1,600万画素、サブカメラが約800万画素という組み合わせだ。センサー類では、指紋センサー、ジャイロセンサー、気圧センサーが搭載されている。内蔵バッテリーは3,400mAhだが、連続待ち受け時間などのスペック値は公開されていない。接続インターフェイスとして搭載されるUSB Type-Cポートは、最高5V/3Aの充電に対応する。

ネットワーク機能も強く、2基のnanoSIMスロットを備え、最近注目の新技術「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」に対応。LTEネットワークではB3+B19および、B1+B19のキャリアアグリゲーションにも対応している。

カラーバリエーションはメタルシルバー1色のみの展開。価格は49,800円(税別)で、12月の発売を予定している。

動画や静止画に強い有機ELディスプレイを採用する

動画や静止画に強い有機ELディスプレイを採用する

ボディの素材はアルミ。同社の「REI」を大きくしたようなデザインだ

ボディの素材はアルミ。同社の「REI」を大きくしたようなデザインだ

厚さは約7.2mm、この厚さは「REI」と共通

厚さは約7.2mm、この厚さは「REI」と共通

メインカメラは約1,600万画素

メインカメラは約1,600万画素

USB Type-Cポートを搭載。5V/3Aの充電に対応している

USB Type-Cポートを搭載。5V/3Aの充電に対応している

5,000mAhの大容量バッテリーを備える新シリーズ
「RAIJIN 雷神」

新しいシリーズとなる「RAJIN 雷神」は、1080×1920のフルHD表示に対応した約5.5インチの液晶ディスプレイを備えるSIMフリースマートフォン。ボディサイズは、約76(幅)×153(高さ)×8.7(厚さ)mm、重量は約183g。CPUには8コアの「MT6750T(1.5GHz×4+1.0GHz×4)」を採用し、4GBのRAMと64GBのROMが組み合わされるほか、128GBまで動作確認の取れたmicroSDXCメモリーカードスロットが搭載されている。なお、OSには最新のAndroid 7.0が搭載される。

5,000mAhという大容量バッテリーが搭載されているのが本機の大きな見どころだ。駆動時間などは明らかにされていないが、みずからスマホのヘビーユーザーだと語る増田社長が、フル充電で1週間持続したと語るように、かなりのロングスタミナが期待できる。センサー類では、指紋センサーとジャイロセンサーを搭載。接続インターフェイスにはUSB Type-Cポートが採用されている。カメラは、メインカメラが約1,600万画素、サブカメラが約800万画素という組み合わせで、「SAMURAI KIWAMI 極 2」と共通の仕様となっている。

ネットワーク機能では、nanoSIMスロットとmicroSIMスロットをそれぞれ1基ずつ装備。こちらも「デュアルSIMデュアルスタンバイ」に対応するが、キャリアアグリゲーションには対応していない。

カラーバリエーションは、シルバー、ブラックに加えて、このほかの1色(詳細は後日発表)の3色が用意される予定。本体価格は29,800円(税別)で、発売は12月を予定している。

5,000mAhのバッテリーを搭載するが、重量は約183gに抑えられている

5,000mAhのバッテリーを搭載するが、重量は約183gに抑えられている

背面の指紋センサーは写真では黒だが、製品版ではボディカラーとそろえられるという

背面の指紋センサーは写真では黒だが、製品版ではボディカラーとそろえられるという

USB Type-Cポートを搭載。5V/3A対応なので、大容量ながら高速な充電が可能

USB Type-Cポートを搭載。5V/3A対応なので、大容量ながら高速な充電が可能


>> FREETELの最新SIMフリースマホ「KIWAMI 極 2」と「RAIJIN 雷神」速報 の元記事はこちら