元インテル監督のロベルト・マンチーニ氏が、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督を批判したとの報道を否定した。

発端は、イングランド代表GKジョー・ハートがシティからトリノへ移籍したことについて質問され、シティでハートを指導した経験を持つマンチーニ氏が言及したことだ。

今季からシティで指揮を執るグアルディオラ監督は、ハートではなくGKウィリー・カバジェロを起用し、さらに古巣バルセロナからGKクラウディオ・ブラーボを獲得した。3番手に降格となったハートは、これを受けてトリノに移籍している。

マンチーニ氏はイタリア『スタンパ』で、グアルディオラ監督によるハート降格について次のように述べたと報じられている。

「(グアルディオラ監督がハートを降格させた理由は)分からない。だが、どの監督にもそれぞれの考えがある。ハートはトリノで挽回するチャンスがあるはずだ。彼の年齢なら、まだ成長の余地がある。イタリアの指揮官は優れているからね。彼にとって良い経験となるだろう。(トリノのウルバーノ・)カイロ会長は素晴らしい補強をしたね。信頼できる守護神を獲得した」

この発言が一部で「マンチーニがペップを批判」と報じられたことを受け、マンチーニ氏は4日にツイッターで次のように述べている。

「私は『スタンパ』にある発言をしただけで、グアルディオラについては話していないし、同僚のチョイスを批判してはいない! それ以外の私の発言とされているものも、でっち上げでしかない!」