この夏の移籍市場でニースに移籍したFWマリオ・バロテッリが、元イングランド代表のジェイミー・キャラガー氏を批判した。サポーターには評価する声もあるようだ。

バロテッリは2014年、ミランからリヴァプールに移籍したが、プレミアリーグで1得点と結果を出せず。昨季はミランにレンタルで復帰したが、セリエAでも1得点と不振に終わった。

完全移籍を果たせず、リヴァプールに戻ったバロテッリだが、昨季途中に就任したユルゲン・クロップ監督から戦力外通告を受け、新天地を探していた。

母国イタリアやイングランドのクラブが候補に挙がらず、「行き場所がない」と揶揄されたバロテッリ。だが、移籍市場最終日にニース加入が決まった。フリートランスファーでの完全移籍とされている。リヴァプールは高額で手に入れたバロテッリをタダで手放した形だ。

だが、キャラガー氏は「ニースはいずれにしても高い金額を払った」とコメント。タダでも「高い買い物」だとニースの補強を皮肉っている。

これに対し、バロテッリは3日、ツイッターで「ジェイミー・キャラガー、無能な選手で、人を憎むことには素晴らしい人。気にするもんか」と反論した。


昨季はミランで問題行動を起こさず、「成長した」とも言われたバロテッリ。だが、新天地が決まって早々に物議を醸すような発言だ。それでも、バロテッリのツイートは1万6000を上回る「いいね」が押され、約2万人ものユーザーがリツイートしている。