インテルMFジョフレイ・コンドグビアに批判の声が届けられている。ライバルであるミランに「いいね」を押したとされているからだ。

コンドグビアは昨年夏、ミラン移籍が有力視されていた中でインテルへの電撃移籍が決まった。ボーナス込みで約4000万ユーロ(約44億6000万円)という高額移籍だ。だが、シーズンが始まると期待されたパフォーマンスを披露できず、補強の失敗の象徴とも言われた。

インテルは先日から新シーズンに向けてトレーニングを開始した。コンドグビアにとっては、リベンジを目指すシーズンだ。だが、順調な滑り出しにはならなかった。ツイッターのアカウントで、ミランのシーズンチケット販売キャンペーンのツイートに「いいね」を押していたのが発覚したからだ。これでは、昨年夏、ミランではなくインテルを選んだことへの後悔ともとらえられかねない。


当然、インテルサポーターは黙っていない。『メディアセット』によれば、インテルが最近、中国の蘇寧グループに買収されたのを受け、「張近東(蘇寧会長)よ、ヤツを北朝鮮送りにしてくれ」というコメントもあったそうだ。

コンドグビアはその後、「出回っている写真は僕のツイッターアカウントを使った合成だ」と釈明。だが、イタリアメディアによると、このツイートをしたときもコンドグビアのアカウントにはミランのツイートへの「いいね」が残っていたという。


現在では問題の「いいね」が消えており、コンドグビアのツイートには穏やかなインテルサポーターから「気にするな」「問題ない」と擁護のコメントも寄せられている。