“闘将”コンテ、敗退決定で穏やかなラスト会見 “天敵”メディアからの拍手に感激
イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が3日、EURO2016敗退を受けて最後の会見に臨んだ。激しいやり取りをしたメディアからの大きな拍手を浴び、指揮官は感激した様子を見せている。
ワールドクラスと呼べるタレントが少なく、大会前の評価が低かったイタリアだが、初戦で優勝候補の一角ベルギーを撃破すると、決勝トーナメント1回戦では王者スペインに勝利。個の力で劣っても組織でカバーするチームワークが称賛された。
2日の準々決勝では、世界王者ドイツを相手に120分間を終えて1-1と健闘。9番手までもつれ込んだPK戦の激闘の末に敗れ、ベスト4に駒を進めることはできなかったが、今大会のアッズーリはイタリア国内外で高く評価されている。
スペイン戦でタッチを割ったボールを蹴っ飛ばした場面が話題になるなど、気性の激しさで知られるコンテ監督。当然、手厳しいイタリアメディアとの間に緊張が走ることもあった。
だが、最後の会見には穏やかな表情で臨み、メディアも見事な戦いを見せたコンテ監督に大きな拍手を寄せる。指揮官は涙こそ見せなかったが、感極まったようだった。
とはいえ、敗退は敗退。コンテ監督は「とても感情的になっている。おそらく昨日以上だ。終わったんだということを実感するからね。とても残念だよ」と悔しさをにじませている。
「この選手たちを指導できたのは、本当に光栄だった」とチームを称賛したコンテ監督は、シェフや用具係、チームマネジャーのレレ・オリアーリ氏、イタリアサッカー連盟のカルロ・タヴェッキオ会長らにも感謝の言葉を送った。
イタリア代表監督としての2年間は素晴らしい経験だったというコンテ監督は、「これは永遠の別れではなく、『また会おう』だ」とつけ加えている。
ワールドクラスと呼べるタレントが少なく、大会前の評価が低かったイタリアだが、初戦で優勝候補の一角ベルギーを撃破すると、決勝トーナメント1回戦では王者スペインに勝利。個の力で劣っても組織でカバーするチームワークが称賛された。
スペイン戦でタッチを割ったボールを蹴っ飛ばした場面が話題になるなど、気性の激しさで知られるコンテ監督。当然、手厳しいイタリアメディアとの間に緊張が走ることもあった。
だが、最後の会見には穏やかな表情で臨み、メディアも見事な戦いを見せたコンテ監督に大きな拍手を寄せる。指揮官は涙こそ見せなかったが、感極まったようだった。
とはいえ、敗退は敗退。コンテ監督は「とても感情的になっている。おそらく昨日以上だ。終わったんだということを実感するからね。とても残念だよ」と悔しさをにじませている。
「この選手たちを指導できたのは、本当に光栄だった」とチームを称賛したコンテ監督は、シェフや用具係、チームマネジャーのレレ・オリアーリ氏、イタリアサッカー連盟のカルロ・タヴェッキオ会長らにも感謝の言葉を送った。
イタリア代表監督としての2年間は素晴らしい経験だったというコンテ監督は、「これは永遠の別れではなく、『また会おう』だ」とつけ加えている。