27日のEURO2016決勝トーナメント1回戦で、スペインを2-0と下したイタリア。アントニオ・コンテ監督の評価は高まる一方だ。

ビッグネーム不在で大会前の評価が低かったイタリアだが、初戦で優勝候補の一角ベルギーを撃破。2連勝で決勝トーナメント進出を果たすと、この日のスペイン戦でも3連覇を狙う王者のパスサッカーをシャットアウト。前後半に1点ずつを挙げ、2-0と勝利してベスト8に駒を進めた。

新シーズンからチェルシーの指揮官となるコンテ監督の評価はうなぎのぼりだ。特にファンを引きつけているのが、そのアツさ。スペイン戦でも、MFエマヌエレ・ジャッケリーニのミスに激怒し、タッチライン際でボールを大きく蹴り出した場面や、アディショナルタイムに2点目が決まった際、ベンチによじ登るほどの喜びを表した姿が反響を呼んでいる。




コンテ監督のアツさは、試合中だけにとどまらず。勝利を収めた試合後も、スタンド観戦していた妻の元へと駆け寄り、熱い口づけをかわしている。


イタリアは準々決勝でドイツと対戦。世界王者との一戦でも、闘将コンテはチームを快挙に導けるか。準々決勝は7月2日に行われる。