マエケンが苦悩激白「“スライダー投げておけば大丈夫”という考えがどっかにあった」
5月28日のメッツ戦で6試合ぶりの勝利を挙げ、1日現在4勝3敗としているロサンゼルスドジャース・前田健太。初登板から4度の先発で3勝するなど一躍注目の的となったが、その後は4試合で3敗と調子を落としていた。
1日、テレビ朝日「報道ステーション」では、野球解説者・前田智徳氏が広島カープ時代の後輩・マエケンに行ったインタビューを放送。先月18日に収録されたというインタビューでは、これまでの苦悩や復調の手応えを語っている。
前田氏から「今はちょっとしんどい時?」と訊かれたマエケンは「このタイミングが丁度しんどい」と苦笑い。ここまでの登板を「試合を作る難しさを久しぶりに感じている。日本で6回3失点は当たり前のことで、それができないなんて最悪なことだと思ってましたし、それができない日はあまりないと思ってたんですけど、今すごく難しく感じている」と振り返った。
その要因の一つとして、スライダーを多用したことから右打者に打たれるケースが増えていたというマエケン。得意の球種ながら、「“スライダー投げておけば大丈夫”という考えが自分のどっかにあった。偏ったピッチングスタイルになってしまった」と反省した。
するとマエケンは勝つために「ツーシームをもうちょっとうまく使っていかないと」と見通しを示した。日本では1度も投げたことがないアウトコースへのツーシームに取り組むことでスライダーも効果的になるというのだ。
「こっちにきて投げ始めたボールなので甘くいって打たれてしまったり、ボールになることが多かったりするので、そこをきっちりコントロールできるように」と課題も口にしたマエケンだが、前述したメッツ戦では5回を投げて無失点。新たな武器も加わり、今後の登板に一層の期待も――。そんなインタビューの最後は、「広島魂を持ってきた」という前田氏が、もみじ饅頭を差し入れていた。
1日、テレビ朝日「報道ステーション」では、野球解説者・前田智徳氏が広島カープ時代の後輩・マエケンに行ったインタビューを放送。先月18日に収録されたというインタビューでは、これまでの苦悩や復調の手応えを語っている。
その要因の一つとして、スライダーを多用したことから右打者に打たれるケースが増えていたというマエケン。得意の球種ながら、「“スライダー投げておけば大丈夫”という考えが自分のどっかにあった。偏ったピッチングスタイルになってしまった」と反省した。
するとマエケンは勝つために「ツーシームをもうちょっとうまく使っていかないと」と見通しを示した。日本では1度も投げたことがないアウトコースへのツーシームに取り組むことでスライダーも効果的になるというのだ。
「こっちにきて投げ始めたボールなので甘くいって打たれてしまったり、ボールになることが多かったりするので、そこをきっちりコントロールできるように」と課題も口にしたマエケンだが、前述したメッツ戦では5回を投げて無失点。新たな武器も加わり、今後の登板に一層の期待も――。そんなインタビューの最後は、「広島魂を持ってきた」という前田氏が、もみじ饅頭を差し入れていた。