HOWL BE QUIET「メジャーでも自分たちの音楽が揺らぐことはない」

3月9日にメジャーデビューを迎えた4人組ピアノロックバンドのHOWL BE QUIETが、3月7日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、バンド結成のきっかけや、メジャーデビューシングル「MONSTER WORLD」について聞きました。



――バンド結成のきっかけは？

とーやま校長「みなさんは、今おいくつなんですか？」

竹縄（Vo/Gt/Piano）「全員25歳の年になります」

とーやま校長「同級生なんですか？」

竹縄「ベースのハッシー（橋本）だけ違うんですけど、同じ高校の軽音部で出会いました。でも別のバンドだったんです。部活を引退してまだバンドを続けたい思いがあって、一緒にやる事になりました。ベースがいなかったんですけど、高校の頃一緒にやってたバンド仲間にハッシーがいて、そこも解散することになったのが4人で集まるキッカケですね」

とーやま校長「橋本先生は誘われたときどうだったんですか？」

橋本（Ba）「元々別のバンドをやってたときから“一緒にやりたいね”って話はしてたので、電話が来たときは即決でした」

とーやま校長「黒木先生はどうですか？」

黒木（Gt）「4人でバンドを組んで初めてスタジオに入った時に、最初のオリジナル曲ができたんですよ。それを初ライブでやったらお客さんの反応がすごかったんです。“これはすごいものができたな”っていうケミストリーみたいなものは今でも覚えてますね」

あしざわ教頭「その瞬間はどんな感じだったんですか？」

黒木「細かく言うとラスサビのキメのところでお客さんの手が上がって、今までやってきたバンドとは違うエクスタシーがありました」

とーやま校長「何という曲だったんですか？」

岩野（Dr）「『逢いたい』です。自分たちの作った音楽で、聴いた人たちがこんなに楽しんでくれるんだって思いましたね。今までそんな経験なかったから、“めちゃくちゃ楽しい”って思えたんですよね」

とーやま校長「奇跡が4人に降ってきたんですね」

――3月9日（水）にメジャーデビューシングル「MONSTER WORLD」をリリース

とーやま校長「メジャーデビューおめでとうございます。メジャーはどうですか」

竹縄「インディーズとメジャーの違いって、メジャーだと“テレビに出たりするのかな”程度の感覚だったんです。いざ自分たちが当事者になると、知ってもらう機会や力を貸してくれる人が増えて、自分たちの表現の幅が広がるんだなと思いました。でも自分たちの音楽や核の部分が揺らぐことは一切ないですね」



とーやま校長「メジャーデビューするにあって、今まで聴いてた人たちから“音違うよね、変わったね”と言われることはあるんですか？」

竹縄「自分たち的には一切ないですね。今回の『MONSTER WORLD』もメジャーデビューのキッカケの曲ではあるけれど、もしインディーズで出す曲だとしても変わらないですね」

とーやま校長「曲を聴いていて“俺もがんばりますわ”ってすごい思いましたよ。10代のころから後悔が多くて……」

橋本「僕は後悔したくないって気持ちがめちゃくちゃ強いんです。高校1年生のときは普通高校に通ってたんですけど、音楽をやるって決めてからは親や先生の反対を押し切って学校を変えたんですよ。後悔もありましたけど、“俺は大丈夫だ”っていう変な自信があるんですよ」

あしざわ教頭「根拠のない自信って大切ですよね」

3月8日に東京・渋谷CLUB QUATTROで「チャンス到来TOUR〜決戦前夜編〜」を開催し、インディーズ最後の夜を華やかに締めくくったHOWL BE QUIET。このツアーの大阪公演が3月16日に大阪・シャングリラでも行われます。また、4月6日からは全国ツアー「One-Two-Three, For!! TOUR 2016」が、福岡・キューブリックを皮切りに全国6ヶ所で開催。詳細は HOWL BE QUIET のオフィシャルサイト http://www.howlbequiet.com/をご確認ください。