恐喝容疑のベンゼマが再出廷…仏連盟は代表復帰へ動向注視

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 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが28日、フランス・ベルサイユに姿を見せ、裁判所へ再出廷した。フランス紙『Le Parisien』が28日に報じている。

 ベンゼマは現在、リヨンに所属する同代表MFマテュー・ヴァルブエナを“セックステープ”をもとに恐喝した事件に関与した疑いがかけられている。ベンゼマは警察での事情聴取で疑惑の一部を認めたが、自身の発言に犯罪性はなかったと主張していた。

 報道によると、ベンゼマが今回の再出廷を求められた理由は不明で、同選手の弁護士も報道陣からの質問には答えなかったという。

 なお同紙は、FFF(フランスサッカー連盟)がベンゼマの動向への関心を強めていると報道。同連盟は、ベンゼマの代表招集を事件解決まで見送ると明言し、昨年11月に行われた国際親善試合では代表選外としていた。仏連盟はベンゼマとヴァルブエナについて、今年6月に自国にて開催するユーロ2016の代表メンバーに招集できるかどうか注視しているようだ。