全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、大阪府の「大阪府警察安まちメール」へ寄せられた不審者事案を取り上げたい。

進むべき道とは。画像と本文は無関係です（Dean Hochmanさん撮影、flickrより）

俺が信じるお前を信じろ的な

2015年12月24日、8時ごろ。大阪市天王寺区で、声かけ事案が発生した。

小学低学年の児童が徒歩で通学中、灰色の車に乗った男に遭遇した。男は児童に対して「そっちの方向じゃない」などと声をかけてきた。男は年齢が40〜50歳くらいで髪型はリーゼント。どこかからかうような様子で声をかけてきたという。

この児童が単に道を間違えていたのか、はたまた「人生の進むべき方向」を間違えかけていたのか。事案情報から、全てを判断することはできない。しかし、男の年齢や髪型を考えてみても、後者であったら「なんだか素敵」――。そううがって考えてしまうのは、筆者だけだろうか。

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本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。