【ジャニーズ激震】関ジャニ∞の販売前グッズが中国で売られた謎
デビュー10周年を迎え、映画、ドラマ、バラエティ番組と各方面で活躍中の関ジャニ∞。11月16日(日)からはファン待望の5大ドームツアー「関ジャニズム LIVE TOUR 2014→2015」が札幌からスタートする。
順風満帆の関ジャニ∞だが、現在、あることでジャニーズ内に激震が走っているという。某レコード会社のA氏がその内情について語ってくれた。
「11月初旬ごろから、エイター(関ジャニ∞のファン)の間では話題になっていたことなんですが、札幌ドームコンサートの前日、11月15日からプレ販売が開始されるはずの関ジャニ∞グッズ写真が中国のオークションサイトで出回っていたんです。これを知ったジャニーズ事務所は怒り心頭といったご様子。さすがに販売前のグッズが世に出るというのは、ありえないことですしねぇ。ジャニーズは版権には厳しいことで有名です。これからジャニーズ内では”犯人探し”が激化するんじゃないでしょうか」
事実を確認するため、話に出てきた中国のオークションサイトを見てみたが、現在は画像や商品は載っていないようだ。ジャニーズからの削除要求があったのだろうか。ただ、画像はファンらによって保存され、ネット中に拡散している。その写真がこちら。
いったいどのような経緯で流出してしまったのだろう。中国ビジネスに精通する中国在住のジャーナリスト・吉井透氏はこのように語る。
「中国は”世界の工場”。あらゆるジャンルの商品が中国で作られています。ですから、人気ブランドなどのコピーが中国発で出回るわけです。ジャニーズは中国でも大人気ですし、日本でコピー品を売れば儲かるとわかってますから、当然、このような事態は起こるでしょうね。あくまで想像ですが、日本のグッズ製作会社が中国で関ジャニ∞グッズを作っていた。その工場からデザインなどが流出して、コピー品が作られ出回った。といった感じじゃないでしょうか」
コピー品? ということは、画像に写っているグッズは本物ではない?
「そこはよくわかりません。デザインや商品写真はデータですみますから、持ち出すのは比較的容易。このグッズも流出したデザインデータや画像から作られたコピー品の可能性が高いと思います。ただ、最近は状況が変わってきているというのも事実。円安・元高、材料費・人件費の高騰があって、中国での生産コストは上がっているんですね。だけど、日本のメーカーとしてはコストを抑えたい。そこで、質の悪い工場に発注をせざるを得なくなる。当然、労働者の質も落ちてチェックも緩くなる。結果、商品が横流しされるケースも増えています」(吉井氏)
販売前のグッズ流出という異例の事態にファンの反応は?ところで、このような状況にエイターたちはどんな反応を示しているだろうか。楽しみにしていたグッズが発売前に出回り、こちらも怒り爆発?と思いきや、そういうわけでもなさそうだ。
「中国で作ってるからこういうことになったのでは?」
「中国の工場から流出したんでしょ?あるある」
「正規買うのがファンの証。こんなの買うヤツいないんじゃね?」
意外と冷静に状況を見ているエイターたち。ファンにはファンのプライドがあるのだろう。
果たしてこれは本物なのか、コピーなのか。そして、ジャニーズの怒りはどのような結末を迎えるのか。もろもろ興味は尽きないが、いずれにせよ、コピーや非正規品が出回るというのは、それだけ関ジャニ∞の人気が高いということだ。今後の関ジャニ∞の活躍から目が離せない。
(取材・文/DMMニュース編集部)