東葉vs清水
ますます日差しが強くなる船橋市民球場。第二試合は東葉vs清水。
部員数10人で挑む清水。しかし能力ある選手が多い東葉に対しての試合は終始、力の差ははっきりとしてしまった。
東葉の先発左腕の門間 滉介はテンポよく投げ込むことで清水打線に対して、初回を簡単に3人で抑える。
その裏、東葉打線は清水の先発、三木 健太から4本の長、短打を集めて5得点。緩い球を武器とする三木から引きつけて打つことができている。春に比べて打撃が非常に良くなっていた。
やられっぱなしでは終われない清水打線は2回表に4番・三木 健太、5番・中山 悠太郎が連続安打でチャンスを広げて門間を攻め立てる。しかしここは後続が繋がらず無得点に。
東葉は4回裏にも1相手のミスから得点を入れてベンチとスタンドは大盛り上がり。5回表からはエースの菱沼 恒太をマウンドへ。門間と投球スタイルは似ているかがさらに緩い球を投げるので非常に打ちずらそうである。
勢いをそのまま、東葉は5回裏はチャンスで中軸の選手達に代打を出して、試合を決めにかかる。代打で出た控えの選手達がしっかりと期待に応え結果を出す。『俺の出番がきた』と言わんばかりの代打で出た選手はイキイキとして見ているこちらも清々しい気持ちになるぐらいの東葉、控え選手達。 そんな控え選手達の活躍もあり、10対0で清水を5回コールドで破った試合であった。
部員10人の清水は3年生2人が引退してしまうことによって出場が危ぶまれる状態に。1年生は8人は今夏を経験したことで来年、再来年の夏に生かしてほしい。
勝った東葉は次戦で市立柏と対戦することが決定した。
（文＝高校野球ドットコム編集部）
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