幼なじみのハメ撮り動画流出、息子が母に欲情 マンガ『水色の部屋』がエグい
「エグい」「胸糞悪い」。
ゴトウユキコの「水色の部屋」はそう評価される。太田出版のウェブ漫画サイト「ぽこぽこ」で連載され、この4月に下巻が発売となった。
主人公の高校生・柄本正文は内気な眼鏡少年。教室ではいつもイヤホンを装着して周囲を遮断し、昼食をひとりで食べる。幼なじみの三吉京子のほかに話かけてくる人はいない。家では若い母親と二人暮らしだ。
脱衣所で無造作に放り込まれた洗濯カゴの下着。珍しくメークアップして雰囲気を変えた母の唇のアップ、ワンピースのボタンを後ろからとめてとせがむ母の背中。
コマとして切り取られた部分に生々しい正文の視線。
幼少時に母・サホがレイプされているところを覗き見てから、性的な視線で眺めるようになってしまった。
幼なじみの京子は主人公の正文を「まーちゃん」と呼び、好意を寄せてくれる存在。正文はクラスメイト・河野洋平の要求を断りきれず、京子のメールアドレスを教えてしまう。これをきっかけに京子は洋平と付き合い始める。
しかし、顔立ちもよくクラスで人気者の洋平には裏の顔があった。
貧しい家庭の京子のためだとしてパンツや靴下、体操着を売らせ、客の目の前で放尿させることも。えげつない行為はエスカレートしていき、スマートフォンのカメラで「ハメ撮り」も行う。撮影中に「おまえってやっぱ柄本が好きなの」と聞き、正文のことを想像させてから「感じてんじゃねーよ ド変態女」と罵る。
下巻ではその動画がネットに流出。クラスの女子が「コレって三吉さん?」と動画サイトを開いたスマホ画面をつきつける。そのうちに誰かがハメ撮り動画を再生し始め、「あっ」「あっ」「ぁあ」「んあ」と喘ぎ声が大音量で響き渡るシーンはすさまじい。
さらには、正文は母が洋平に襲われる現場に遭遇する。助けることもできず立ち尽くし、それどころか頭に焼き付いた過去のレイプシーンと重ねあわせながら自慰にふける。
同じ作者の過去作にあったギャグ要素は一切取り払われている。
本書の特設サイトでは、作者による特別対談も公開中だ。
(小島カズヒロ)
ゴトウユキコの「水色の部屋」はそう評価される。太田出版のウェブ漫画サイト「ぽこぽこ」で連載され、この4月に下巻が発売となった。
主人公の母親への性的視線が生々しい
主人公の高校生・柄本正文は内気な眼鏡少年。教室ではいつもイヤホンを装着して周囲を遮断し、昼食をひとりで食べる。幼なじみの三吉京子のほかに話かけてくる人はいない。家では若い母親と二人暮らしだ。
コマとして切り取られた部分に生々しい正文の視線。
幼少時に母・サホがレイプされているところを覗き見てから、性的な視線で眺めるようになってしまった。
ハメ撮り動画が流出する幼なじみ
幼なじみの京子は主人公の正文を「まーちゃん」と呼び、好意を寄せてくれる存在。正文はクラスメイト・河野洋平の要求を断りきれず、京子のメールアドレスを教えてしまう。これをきっかけに京子は洋平と付き合い始める。
しかし、顔立ちもよくクラスで人気者の洋平には裏の顔があった。
貧しい家庭の京子のためだとしてパンツや靴下、体操着を売らせ、客の目の前で放尿させることも。えげつない行為はエスカレートしていき、スマートフォンのカメラで「ハメ撮り」も行う。撮影中に「おまえってやっぱ柄本が好きなの」と聞き、正文のことを想像させてから「感じてんじゃねーよ ド変態女」と罵る。
下巻ではその動画がネットに流出。クラスの女子が「コレって三吉さん?」と動画サイトを開いたスマホ画面をつきつける。そのうちに誰かがハメ撮り動画を再生し始め、「あっ」「あっ」「ぁあ」「んあ」と喘ぎ声が大音量で響き渡るシーンはすさまじい。
さらには、正文は母が洋平に襲われる現場に遭遇する。助けることもできず立ち尽くし、それどころか頭に焼き付いた過去のレイプシーンと重ねあわせながら自慰にふける。
同じ作者の過去作にあったギャグ要素は一切取り払われている。
本書の特設サイトでは、作者による特別対談も公開中だ。
(小島カズヒロ)