「Amazon 本買取サービス」がスタート。本当にお得なのかブックオフ買取と徹底比較してみた
中古本業界にAmazonが殴りこんだ!
Amazon.co.jpが「Amazon本 買取サービス」を開始しました。
Amazon.co.jp、「Amazon 本買取サービス」を開始
「本1冊からでも無料でご自宅まで集荷し、買取センターにて受領後24時間以内に査定・支払いが完了するなど、手軽にサービスをご利用いただけます」
なにそれ便利すぎんじゃないの、どういうこと……?
ちょっとブックオフの買い取りサービスと比較してみましょう。
まずはAmazonの買い取りサービス内容を整理します。
・本一冊から無料で自宅まで集荷。集荷日は予約(実際にまだ試していないので要検証
・買い取りセンターで24時間以内に査定・支払いをする。
・「Amazon.co.jp:Amazon買取サービス」で事前に買い取り価格の検索ができる。またこのページでは、今までAmazonで購入した商品の買い取り価格も表示。
・買い取り代金はAmazonギフト券で、アカウントに支払う。
要するに、Amazonに本を売ったら、Amazonギフト券にするよというサービス。CDやゲームの買取と同じです。
もちろんAmazonで買ってない本でもOK。
Amazon本買い取りサービスの最大のメリットは早いというところです。
集荷後、24時間以内に買い取り支払い。
ただし支払いはAmazonギフト券のみというのが最大のデメリット。
(初回利用時だけ、古物営業法どおり本人確認手続のため、銀行振込で支払われます)
普段からAmazonを使う人にはとても便利なサービス。
そうじゃない人にはありがたくない。
Amazon内で買って、売って、買う……。
ブックオフの場合、お金は銀行振込か現金支払です。
ぼくが一度引っ越しの際利用した時は、「出張買取センター」を利用しました。
出張費は無料。ただし「ダンボール箱は上がきちんとしまるもの」という制限つき。
点数に条件があって、30点以上。取りに来る日は予約制。
振込には2週間くらいかかりました。
ちょっと遅いなあーという印象。引っ越し後だったので、現金が欲しかったんだよ。
店舗から近い地域だと「店舗出張買取」を使うと、その場で買い取り金額を計算、代金を現金支払します。
ただしこちらは点数50点以上、店舗によっては、やっていないところもあります。
目の前で精算してくれる安心感は大きい。
ブックオフでは買取値段は「見た目のきれいさ」「売れ線か否か」みたいなところで決まるので、とにかくいくらになるのかわからない。困る。
Amazonの買取サービスは、はっきりとサイト上で「買い取れるか否か」「値段はいくらか」が検索できます。
「Amazon.co.jp:Amazon買取サービス」
ISBN、JANコード、タイトル、商品名で検索できます。
では試しに、メジャーどころをいれてみましょう。『ONE PIECE』。
3円!!!!!
いや、もうちょいこう、うん。
しかし単巻がこれしかない、というのが気になる。
では『ジョジョの奇妙な冒険』はどうか。
値段としてはまあこんなもんかなーという感じですが、「セット」しか検索に出ません。
他のマンガも、本来セット販売していないものを「セット」にしているAmazon販売物しか出てこない。
ぼくのオススメコミック『クズの本懐』で試してみたところ、単巻買取がなく、セット買取のみです。
これは、中古品出品価格が1,248円なので、その半額。
驚きの値段になっているのだとこんなのも。
『カフカ「変身」注釈』、6,400円。高い。
どういうことだろう? と値段を確認したところ、Amazonの中古プレミア販売価格の半額(11,998円)程度の額で算出されています。
プレミア本については単純な中古本買取ではなく、「全自動オークション買取」に、現時点ではなっています。
ブックオフだと100円とか50円になる本も、Amazonはプレミア価格が明確に出ます。
価値があるかな?と思う本は、慌ててブックオフに売らずに、一回Amazonでチェックしてみよう。
一部盛り上がっている新作ものは、もりもりと買い取ってます。
またハードカバーの単行本や写真集はかなりいい値段で買い取り中。
一方、マンガ類や文庫は、古書店やブックオフで売れるものも「買取できないよ」ばっかりでした。
ブックオフとの大きな違いとして、Amazonがネットオークション型の値段で買い取っているため、一般販売していない本が流通するということです。
たとえば現在販売停止している『ハイスコアガール』。
ぼくは誤って4冊くらいダブって買っていたので、試しに1冊ブックオフに売りに行ったことがあります。
すると「きれいな状態でも現在取り扱いができない」と判断されました。
一方Amazonはこんな感じ。
Amazon買取にするか、ブックオフや中本屋にするかの判断材料。
●支払いはAmazonギフト券支払いでいいか。
●Amazon買取で取り扱っている商品か。セット物ではないか。
●買取価格に納得がいくか(ブックオフの買取とプレミアの付き方で大幅に変わります)
Amazonも「買い取れない場合もある」そうなので、状態が悪くても表示値段どおりに売れるとは限らない点は注意が必要です。
ぶっちゃけ、今回のAmazon本買取サービス、一番の楽しみ方は「プレミア本を選んで、どっちが高く買い取られているかバトル」ができることだと思う。
(たまごまご)
Amazon.co.jpが「Amazon本 買取サービス」を開始しました。
Amazon.co.jp、「Amazon 本買取サービス」を開始
「本1冊からでも無料でご自宅まで集荷し、買取センターにて受領後24時間以内に査定・支払いが完了するなど、手軽にサービスをご利用いただけます」
なにそれ便利すぎんじゃないの、どういうこと……?
ちょっとブックオフの買い取りサービスと比較してみましょう。
まずはAmazonの買い取りサービス内容を整理します。
・本一冊から無料で自宅まで集荷。集荷日は予約(実際にまだ試していないので要検証
・買い取りセンターで24時間以内に査定・支払いをする。
・「Amazon.co.jp:Amazon買取サービス」で事前に買い取り価格の検索ができる。またこのページでは、今までAmazonで購入した商品の買い取り価格も表示。
・買い取り代金はAmazonギフト券で、アカウントに支払う。
もちろんAmazonで買ってない本でもOK。
1・支払いはどっちが便利?
Amazon本買い取りサービスの最大のメリットは早いというところです。
集荷後、24時間以内に買い取り支払い。
ただし支払いはAmazonギフト券のみというのが最大のデメリット。
(初回利用時だけ、古物営業法どおり本人確認手続のため、銀行振込で支払われます)
普段からAmazonを使う人にはとても便利なサービス。
そうじゃない人にはありがたくない。
Amazon内で買って、売って、買う……。
ブックオフの場合、お金は銀行振込か現金支払です。
ぼくが一度引っ越しの際利用した時は、「出張買取センター」を利用しました。
出張費は無料。ただし「ダンボール箱は上がきちんとしまるもの」という制限つき。
点数に条件があって、30点以上。取りに来る日は予約制。
振込には2週間くらいかかりました。
ちょっと遅いなあーという印象。引っ越し後だったので、現金が欲しかったんだよ。
店舗から近い地域だと「店舗出張買取」を使うと、その場で買い取り金額を計算、代金を現金支払します。
ただしこちらは点数50点以上、店舗によっては、やっていないところもあります。
目の前で精算してくれる安心感は大きい。
2・価格査定の透明度と、値段の付け方
ブックオフでは買取値段は「見た目のきれいさ」「売れ線か否か」みたいなところで決まるので、とにかくいくらになるのかわからない。困る。
Amazonの買取サービスは、はっきりとサイト上で「買い取れるか否か」「値段はいくらか」が検索できます。
「Amazon.co.jp:Amazon買取サービス」
ISBN、JANコード、タイトル、商品名で検索できます。
では試しに、メジャーどころをいれてみましょう。『ONE PIECE』。
3円!!!!!
いや、もうちょいこう、うん。
しかし単巻がこれしかない、というのが気になる。
では『ジョジョの奇妙な冒険』はどうか。
値段としてはまあこんなもんかなーという感じですが、「セット」しか検索に出ません。
他のマンガも、本来セット販売していないものを「セット」にしているAmazon販売物しか出てこない。
ぼくのオススメコミック『クズの本懐』で試してみたところ、単巻買取がなく、セット買取のみです。
これは、中古品出品価格が1,248円なので、その半額。
驚きの値段になっているのだとこんなのも。
『カフカ「変身」注釈』、6,400円。高い。
どういうことだろう? と値段を確認したところ、Amazonの中古プレミア販売価格の半額(11,998円)程度の額で算出されています。
プレミア本については単純な中古本買取ではなく、「全自動オークション買取」に、現時点ではなっています。
ブックオフだと100円とか50円になる本も、Amazonはプレミア価格が明確に出ます。
価値があるかな?と思う本は、慌ててブックオフに売らずに、一回Amazonでチェックしてみよう。
売れる本と売れない本の差
一部盛り上がっている新作ものは、もりもりと買い取ってます。
またハードカバーの単行本や写真集はかなりいい値段で買い取り中。
一方、マンガ類や文庫は、古書店やブックオフで売れるものも「買取できないよ」ばっかりでした。
ブックオフとの大きな違いとして、Amazonがネットオークション型の値段で買い取っているため、一般販売していない本が流通するということです。
たとえば現在販売停止している『ハイスコアガール』。
ぼくは誤って4冊くらいダブって買っていたので、試しに1冊ブックオフに売りに行ったことがあります。
すると「きれいな状態でも現在取り扱いができない」と判断されました。
一方Amazonはこんな感じ。
Amazon買取にするか、ブックオフや中本屋にするかの判断材料。
●支払いはAmazonギフト券支払いでいいか。
●Amazon買取で取り扱っている商品か。セット物ではないか。
●買取価格に納得がいくか(ブックオフの買取とプレミアの付き方で大幅に変わります)
Amazonも「買い取れない場合もある」そうなので、状態が悪くても表示値段どおりに売れるとは限らない点は注意が必要です。
ぶっちゃけ、今回のAmazon本買取サービス、一番の楽しみ方は「プレミア本を選んで、どっちが高く買い取られているかバトル」ができることだと思う。
(たまごまご)