8.6秒バズーカー。いつもの赤い衣装じゃない!

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「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さ〜ん。AE86なんですの〜?」

5月23日(土)より公開される映画『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』。
『頭文字D』といえば「ハチロク」。
今や「ハチロク」といえば、「ラッスンゴレライ」でブレイク中の8.6秒バズーカー。

というつながりで、本作では8.6秒バズーカーが声優に初挑戦。
役柄はギャラリーの「お兄さん」。ちょっちょっちょっと待って、ぅおにぃさ〜ん。
「新劇場版『頭文字D』Legend2-闘走-」に8.6秒バズーカー参戦。役柄は「お兄さん」

都内で行われたプレミア試写会に登場した8.6秒バズーカーは、全身白黒の「パンダ仕様」になっていた。

胸や太ももには「頭文字D」「藤原とうふ店(自家用)」のプリント。
『頭文字D』の主人公・藤原拓海が乗るハチロク(トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型)にちなんでの衣装で、登場早々に「『頭文字D』仕様の新ネタ」を披露した。

「頭文字D、頭文字D、新劇場版説明してね」
「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さ〜ん。頭文字Dってなんですの〜?新劇場版と言われましても意味わからんからできませーん」

「ラッスンゴレライ」が「イニシャルディー」になってる!

「頭文字D、頭文字D。公道。最速。藤原。拓海走るローリンサンダー!」
「ちょちょちょっと待って、拓海!ちょーっと、お兄さーんそこラッスンゴレライちゃいますの〜」

試写会に訪れた観客にはサプライズでのネタ披露。そのせいもあって場内は大盛り上がり。
『頭文字D』の華麗なドリフトのように舞台の上ですべることなく、無事ネタは終了。

声優初挑戦は「本当に緊張した」そうで、二言ずつしかないセリフを計30回ほどリテイク。田中シングルは「んっ」と息を止める声だけ監督に褒められ、はまやねんは「絵と合ってない、デブの声やったわ……」と田中にイジられる。1時間半かけてようやくOKになったそう。

「クルマ好きの女性をドライブデートに誘うとしたら?」という質問には「いろは坂でブイブイドリフトしたい。赤と黒のハチロクください」とトヨタへお願いをしたものの、「オードリーの若林さんの車(ハマー)がめちゃめちゃカッコイイ。ハマーほしいですね。2年目でハマーは調子乗りすぎですけど」と、『頭文字D』に全く出てこないハマーが気になっている様子。

記者からは「浅田真央さんが現役続行されましたが?」という変化球な質問も。「同い年なんですよ」「がんばってほしいですね……というか、僕らより死ぬほどがんばってるでしょ!突っ走ってください」と激励。お二人はお笑いを現役続行される?と畳み掛けられると、「ちょっとトゲ多ないですか!?」「続行させてください!」と反論し、「8月まで休みがないって言われている」「そろそろリアクション的な仕事も……」と現役続行をアピールした。

この日、やたらと汗をかき「霧吹きでシャーッとしたの?」と田中にツッコまれていたはまやねん。最近サングラスを外した顔をさらしネットで話題になったが、「あの写真よく見るとお腹がメッチャ出てる」と告白。小顔矯正に通っていることを田中に暴露され、「むっちゃデブなのに顔だけ小さいってキモチ悪い」「『頭文字D』のDがデブのDになってしまう」とイジられていた。

映画『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』は、『頭文字D』新劇場版3部作の第2弾。
本人の意思とは別に、「秋名のハチロク」の名が轟いてしまった拓海。謎のダウンヒルスペシャリストを倒すべく、走り屋たちが続々と峠に集う。
FG VS GT-R、ハチロク VS GT-R、ハチロク VS EG-6と、バトルに次ぐバトル。最新の3Dグラフィックスで描かれた、美しすぎるドリフトも見どころだ。

8.6秒バズーカーの出演シーンは、ハチロクとGT-Rのバトルを見守るギャラリー「男L」と「男G」。目の前のコーナーをあっという間に走る抜ける2台に、2人がどんな声をかけるのか。田中が「悪ふざけではなく、一生懸命やった」と訴える奮闘ぶりは、劇場で確かめよう。

ちなみに、8.6秒バズーカーの「8.6」の由来は「AE86」ではなく、はまやねんの50m走のタイムが8.6秒だったから。こちらはドリフトを駆使した華麗な走りではなさそうである。

(井上マサキ)