【ファンキー通信】イケメンほどコンドームをつけないって!?

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 皆さん、ちゃんと付けてます? え、何をって・・・アレですよ、コンドームです。

 いきなり何の話だってお思いでしょうが、最近の若者にはコンドームをつけたがらない人が多いと言われています。特にイケメンに関しては、アメリカの大学の研究で実証までされているんですよ。

 その研究というのが、ペンシルバニア州立大学のLefkowitz博士が行った「ルックスに自信のある青年は性感染症予防への意識が低い」というもの。簡単に言うと、イケメンはコンドームをつけないって話です。研究チームは17〜19歳までの大学1年生434人を対象に、セックスに関する調査を行いました。「ルックスに自信がある」と答えた男子学生のほとんどが、「普段よくセックスをする」と答え、コンドームの装着率も悪かったそうです。

 これはあくまでアメリカで行われた研究ですが、日本においても通用するのではないでしょうか。「つけるのめんどくさい!」とか「やっぱ生のほうがいいじゃん」なんて声もよく聞きますし、日本の若い世代のHIV(エイズウィルス)感染者数も年々増加しています。

 でも、どうやら男性の意識だけの問題でもなさそう。ある女性の意見をご紹介します。

 「ブサイクな男だったら、『なんでつけないの!!』って絶対注意する。でも、芸能人みたいなイケメンだったら、注意できないかも・・・なんか嫌われそうだし・・・」(22歳・女性)

 女性に「つけて!」って言われたら、たいていの男はつけるんじゃないでしょうか? でも、相手がイケメンとなると、女性は注意しにくくなってしまうそうなのです。

 性感染症は症状がわかりづらく、気づかない間に悪化していくものも多い。しかも、男性よりも女性のほうが感染しやすいという研究結果も報告されています。2001〜2002年の全国統計によると、全年齢層で性感染症の男女比は女性が男性の1.2倍、クラミジアについては1.9倍。20代に限れば、全性感染症1.5倍、クラミジアは2.4倍にもなるんだとか。

 もちろん問題なのはつけたがらない男性。でも、たとえイケメンであっても、勇気を出して女性から「つけて!」って言ってみましょう。あなたを大切に思う男ならそこで気づくはず。病気になってからじゃ遅いですからね。(加藤克和/verb)