iPhone 6 Plusなみの高性能で2万円以下「レモンスマホ」で日本上陸か?レノボの実力がスゴイ

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SIMフリースマホは、高性能なわりに低価格ということもあり、人気をあつめているが、最近では、PCメーカーのSIMフリースマホへの進出が活発化している。

すでにノートPCでおなじみのASUS(エイスース)のZenfoneは今や格安SIMで知られるMVNOキャリアの主力製品として発売されている。

さらに同じPCメーカーのレノボも、日本市場にいよいよスマホを投入するらしい。
レノボは、すでに海外ではスマホ市場に参入しており、スマホマニアの間でも、評価が高い機種を展開しおり。まさに、満を持しての日本市場参入となりそうだ。

期待されるレノボのスマホだが、おサイフ機能やワンセグなど日本固有の機能を製品に搭載することは考えにくい。現在、海外で売られているスマホを日本の通信環境に対応させて販売すると思われる。つまりZenfone同様に、SIMフリーの単体での販売や、MVNOキャリアと提携した販売にとなりそうだ。


レノボのスマホが日本に上陸する


さて、スマホマニアが絶賛するレノボのスマホといっても、日本国内での情報が少ないので多くの一般ユーザーにはピンとこないだろう。

レノボは、どんな製品を日本で販売するのだろうか。

先行するASUSがZenfoneを出した時も、当初はPCメーカーの製品ということであまり期待はされていなかった。しかし、Zenfoneが実際に販売されてみると、質感はいいし操作性も良く、キャリアと契約しなくても3万円以下で買えるとあって人気になった。
つまり、Zenfoneが値段以上の性能を有していたからだろう。

レノボは、このZenfoneのようにコストパフォーマンスの高い製品を海外で販売している。しかもZenfoneより安い製品もある。
その中でもつい先日、3月23日に発表されたばかりの最新製品「レモンスマホK3 Note」は、日本でもお買い得感が非常に高いスマホと言える。

レモンスマホK3 Noteは、その「Note」の名前が示す通り大画面を搭載している。
サイズは5.5インチ、解像度はフルHDで、iPhone 6 Plusと同じサイズとなる。
本体サイズは2.6×76.2×8ミリ、iPhone 6 Plusより若干厚みはあるものの、縦横は短く、取り回しが良い。
搭載カメラも13メガピクセルと高画質だ。自分撮り用のインカメラも5メガピクセルで、これまたiPhoneよりも高い性能を誇る。もちろん高速通信のLTEにも対応している。


黄色いボディーのレモンスマホK3 Note


「レモンスマホ」は、愛称通りにレモンをイメージした黄色いボディーカラーが大きな特徴だ。このカラフルでカジュアルなデザインで普通のスマホとは違ったイメージを与えてくれる。
また、目に見えないところでも注目すべき特徴がある。
音響技術では定評のあるマニアもうならせるというWAVES Maxx Audioを搭載しているのだ。「レモンスマホ」は、スマホとは思えぬ迫力あるサウンドを再生できるという。

これだけの高性能なレモンスマホK3 Noteの気になるのはお値段だが、海外での販売価格は約1万8000円。
なんと2万円を切る価格で販売されているのだ。

実は、レモンスマホはオンラインでのみ販売することで、実店舗でのコストを削減して、2万円を切る驚きの低価格を実現しているのだ。
もちろん、日本でも同様にアマゾンなどのオンライン販売だけに特化すれば、2万円くらいで売ることもできるかもしれない。

iPhone 6 Plusにも負けない性能のスマホを2万円以下で作ってしまうレノボの実力は、相当に高いといっても良いだろう。

実際、日本向けには、どのような製品を販売されるかはわからないが、Zenfone以上にお買い得感の高い製品が登場するのは間違いないだろう。

日本で出てくるレノボのスマホは大いに期待できそうだ。


山根康宏