3日放送、日本テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」では、2008年の北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表メンバーで、剛腕エース・上野由岐子と"女イチロー"と呼ばれ攻撃面を支える山田恵里が出演した。

「五輪でわざと三振?! これが"カケヒキ"?!」と題し、北京五輪決勝戦(vsアメリカ)を振り返った山田は、「ピッチャーのボールを打つためには駆け引きが大事」と前置きした上で、その第一打席においてわざと三振したことを明かす。

「最初の打席で一回もボールも振らなかった」という山田は、「この打席で次は絶対に打てるなっていう。ボールの軌道が見えた。次の打席に懸けていたっていうのもあって一打席目はあえて一度も振らなかった」と説明し、「今日は打てないよっていうふうに(相手投手に)見せかけた」と続けた。

事実、第二打席では2球目をセンター方向にホームランを打っている山田だったが、第一打席については「監督は見ないようにしていました。言ってないです」と苦笑い。その理由を「オリンピックの後も試合は続くので自分がどういう考えかっていうのはあまり細かく(言いたくない)」と語った。