● ソフトバンク 7 - 8 楽天 ○

<23回戦・ヤフオクドーム>

 ソフトバンクが痛恨の逆転負けを喫し、本拠地で楽天に3連敗。これで勝利した2位・オリックスに0.5ゲーム差に迫られ、残り試合数の関係でオリックスにマジック「7」が点灯した。

 ソフトバンクは1-3と2点を追う5回、代打・長谷川の2点タイムリー二塁打で同点に追いつくと、なおも一死一、二塁から、2番今宮がセンター前ヒット。この打球を、センター・島内が後ろに逸らす間に、打者走者の今宮までもがホームに還り、ラッキーなランニングホームランで一気に3点を勝ち越し。これまでの嫌な流れを断ち切る一挙の5得点で、試合の主導権を握った。

 しかし6回、ソフトバンクは3番手の柳瀬が1点を失うと、7回は4番手・森のあとを受けた五十嵐が、一死満塁から4つの押し出し四球を与え瞬く間に6-8。これまでブルペンを支えてきたベテラン右腕が突然崩れ、手痛い3連敗を喫した。

 一方の楽天は、先発の則本が8回7失点でリーグ2位の14勝目を手にした。