来月開催される滋賀県下最大の音楽イベント「イナズマロック フェス」の公式キャラクタータボくんが、

フェス開催地である滋賀県草津市にある県立湖南農業高校の農場で、稲刈りを行なった。この試みはフェスの発起人であり、滋賀ふるさと観光大使を務めるアーティスト 西川貴教が、県外からの来場者が多い「イナズマロック フェス」の特性を生かし、滋賀県産ブランドを全国へPRする機会として企画し昨年より実施しているもの。

2年目となる今年は、県産の新品種「みずかがみ」の生産に初めて取り組んだ。5月に田植えを行った後は天候の不順や台風にも悩まされたが、「みずかがみ」はほぼ予定どおりの生育状況で、無事にこの日の稲刈りを迎えた。

一面が黄金色に色づいた約千平方メートルの田んぼにコンバインを乗り入れ、タボくんも農業科の2、3年生9人と一緒に約2時間かけて収穫を終えた。

この日収穫された米 約300kgは、9月13日(土)、14日(日)に開催される「イナズマロック フェス2014」の会場のフリーエリアで販売する「イナズマロック カレー」の米として使用されるほか、同会場内に設けられる湖南農業高校と、滋賀県食のブランド推進課の合同ブースにて、試食も行われる予定。