夏のスマホ紛失で人間やめますか?人生破滅の危機から自分を守る対策
夏休みシーズンは、花火大会や夏祭り、海水浴、キャンプなどイベントが盛りだくさんですね。ついつい気持ちもバケーション気分で緩みがちな上に、猛暑疲れも加わり、立ち寄ったお店や駅のホーム、電車内などで睡魔に負けて、うたた寝・・・はっと気がつくと、スマートフォン(スマホ)がない!ってことも。
一瞬で、夏の怪談より身の毛もよだつ恐怖がはしります。
夏のスマホ利用では、イベントなどの出先で混雑に巻き込まれて落下したり、海水浴や川遊びなどで水没したりと、普段の利用よりも危険が高まりますが、それ以上に怖いのが、スマホの紛失です。
すでにメディアなどでも多く取り上げられていますが、スマホの紛失は、個人情報の漏えいや流出に直結しており、悪用されると様々な被害が発生する可能性があります。
しかし紛失の場合は、悪用目的の盗難とは異なり、直ぐに個人情報が抜き取られる可能性は低いので落ち着いて対処することが大切です。とはいえ、紛失したスマホを拾得した人が悪用しないとは限りませんので、あまりのんびりはしていられません。
■スマホ紛失による想定される被害
スマホ紛失では、おもに金銭的被害、個人情報の流出被害などがあります
○金銭的な被害
・電話機能の不正利用
→通話費用の被害
電話(通話)の不正利用は、ガラケー(featurephone)時代では、メインの被害でしたが、携帯電話・スマホが普及し、通話機能の停止をキャリアサポートに即時にできる現在では少なくなっているようです。とはいえ、国際通話などをされると大きな被害となります。
・ネット通販でのなりすまし
→なりすまし購入による購入費請求
スマホ普及で危険性があがっているのが、ネット通販です。
ワンクリック決済やログイン状態を保持していたりすると、本人になりすました商品購入が行われ、請求される可能性があります。
・電子マネーの不正使用
→利用された金額の請求
電子マネーもスマホ普及で危険性が向上しています。特にオートチャージを設定されている場合、大きな被害となる可能性があります。
○情報流出による被害
情報流出での被害は、金銭的な被害より直接的ではありませんが、長期にわたって生活に影響を及ぼすことが多く、考えている以上の深刻なものです。
・住所、氏名、IDやパスワード、銀行口座などの個人情報流出
→DM、スパム、フィッシング・振り込め詐欺のターゲットなど、悪意ある危険が増大します。
・スマホに登録されている知人のアドレス
→スマホに登録されている友人・知人、仕事の関係者の情報流出の可能性があり、対象者に被害が発生することで、自身の信用が喪失されてしまいます。
・ID、パスワードなどの再設定
→今利用しているIDやパスワードなどの再設定が必要となり、一時的に日常生活が停止するなどの支障が発生します。
■スマホ紛失対策 紛失する前にできること
スマホを紛失しても不正使用や情報流出を防ぐために対策はできます。もっとも初歩的なのが、スマホを操作させないロック機構です。
○万全ではないが、簡単にできること
・パターン、暗証番号の設定
→初期設定の画面ロックは、だれでも解錠できますので、設定>セキュリティから、パターンロックや暗唱番号ロックをかけておきましょう。
・顔認証
→パターンや暗唱番号ロックは解錠する際に、指を動かした軌跡が液晶に残るので、解錠される危険があります。そこで、Android OS4以降でサポートされている顔認証を使うと、液晶に解錠痕跡が残りません。
・指紋認証
→一部の機種で採用されている指紋認証をつかいましょう。ユーザーの指紋で解錠しますので、他人が簡単には解錠して操作することはできません。
○スマホをロックする以外にもできること
金銭的な被害が発生する可能性をさげましょう。
・おサイフケータイ機能にロックをかけておこう
→おサイフケータイ悪用での被害を防ぐため、使う時だけ利用できるようにFeliCa機能にロックをかけておくことができます。「おサイフケータイアプリ」の「ロック設定」から、暗証番号やパターンでロックをかけておけば、不正に利用される危険性を少しでも抑制できます。
■実際にスマホを紛失したら、やるべきこと
スマホを紛失した場合、まず、スマホがどこにあるのかパソコンなどで確認、遠隔操作を試みましょう。
○位置情報を利用してスマホの場所を確認することができます。
位置情報を利用したサービスやアプリでは、スマホの位置の確認、スマホのロック、スマホを初期して情報の漏洩・流出を防ぐことができます。
・「iPhoneを探す」で探す
・「Android Device Manager」でさがす(ままもなく提供)
・「セキュリティアプリ(有料版)」でさがす
スマホの位置の確認、離れた場所からのロック、スマホの初期化を遠隔操作できれば、被害を未然に防げるだけでなく、通信サービスやクレジットカードの停止、パスワードなどの変更といった煩雑な手続きをしなくはならない事態を回避することができます。
そのために、スマホの位置確認、遠隔操作でのロックは、普段に試して使い方を知っておきましょう。
■もし、スマホが見つからなかった場合
サービスの停止
・携帯電話の通信サービスを停止
→キャリア毎の連絡先に連絡して停止できます。
・クレジットカードの停止
→クレジット会社に連絡して利用を停止します。
パスワードの変更
これがかなり面倒ですが、全て変更しましょう。
・GoogleやAppleのアカウントのパスワードを変更します
・Amazonなど通販サイトのパスワードを変更します
・電子マネーのパスワードを変更します
・メールアドレス、SNSのパスワードを変更します
現代の生活では、スマホの紛失は、かなり大きな事件です。個人資産の危機、仕事やプライベートな人間関係への悪影響、生活での決済・ネット利用の障害など、様々な被害とストレスに見舞われていいます。
紛失しないにこしたことはありませんが、どのように注意しても、完全に紛失を防ぐことはできません。また、紛失しなくても悪意ある第三者に盗難される危険もあり、盗難での被害は紛失とは比べものにならないくらい大きなものになる可能性があります。
スマホにおける“セキュリティ対策”は、単に悪意あるウィルスを除外するだけではありません。ウィルス対策も必要ですが、紛失や盗難はスマホ本体自体が他人の手に渡ってしまうという意味で不安や危険性が増し、精神的にも大きな影響があります。「自分は大丈夫」などと過信せずに、日頃から、紛失した時の準備を怠らないことが大切です。
一瞬で、夏の怪談より身の毛もよだつ恐怖がはしります。
夏のスマホ利用では、イベントなどの出先で混雑に巻き込まれて落下したり、海水浴や川遊びなどで水没したりと、普段の利用よりも危険が高まりますが、それ以上に怖いのが、スマホの紛失です。
すでにメディアなどでも多く取り上げられていますが、スマホの紛失は、個人情報の漏えいや流出に直結しており、悪用されると様々な被害が発生する可能性があります。
しかし紛失の場合は、悪用目的の盗難とは異なり、直ぐに個人情報が抜き取られる可能性は低いので落ち着いて対処することが大切です。とはいえ、紛失したスマホを拾得した人が悪用しないとは限りませんので、あまりのんびりはしていられません。
■スマホ紛失による想定される被害
スマホ紛失では、おもに金銭的被害、個人情報の流出被害などがあります
○金銭的な被害
・電話機能の不正利用
→通話費用の被害
電話(通話)の不正利用は、ガラケー(featurephone)時代では、メインの被害でしたが、携帯電話・スマホが普及し、通話機能の停止をキャリアサポートに即時にできる現在では少なくなっているようです。とはいえ、国際通話などをされると大きな被害となります。
・ネット通販でのなりすまし
→なりすまし購入による購入費請求
スマホ普及で危険性があがっているのが、ネット通販です。
ワンクリック決済やログイン状態を保持していたりすると、本人になりすました商品購入が行われ、請求される可能性があります。
・電子マネーの不正使用
→利用された金額の請求
電子マネーもスマホ普及で危険性が向上しています。特にオートチャージを設定されている場合、大きな被害となる可能性があります。
○情報流出による被害
情報流出での被害は、金銭的な被害より直接的ではありませんが、長期にわたって生活に影響を及ぼすことが多く、考えている以上の深刻なものです。
・住所、氏名、IDやパスワード、銀行口座などの個人情報流出
→DM、スパム、フィッシング・振り込め詐欺のターゲットなど、悪意ある危険が増大します。
・スマホに登録されている知人のアドレス
→スマホに登録されている友人・知人、仕事の関係者の情報流出の可能性があり、対象者に被害が発生することで、自身の信用が喪失されてしまいます。
・ID、パスワードなどの再設定
→今利用しているIDやパスワードなどの再設定が必要となり、一時的に日常生活が停止するなどの支障が発生します。
■スマホ紛失対策 紛失する前にできること
スマホを紛失しても不正使用や情報流出を防ぐために対策はできます。もっとも初歩的なのが、スマホを操作させないロック機構です。
○万全ではないが、簡単にできること
・パターン、暗証番号の設定
→初期設定の画面ロックは、だれでも解錠できますので、設定>セキュリティから、パターンロックや暗唱番号ロックをかけておきましょう。
・顔認証
→パターンや暗唱番号ロックは解錠する際に、指を動かした軌跡が液晶に残るので、解錠される危険があります。そこで、Android OS4以降でサポートされている顔認証を使うと、液晶に解錠痕跡が残りません。
・指紋認証
→一部の機種で採用されている指紋認証をつかいましょう。ユーザーの指紋で解錠しますので、他人が簡単には解錠して操作することはできません。
○スマホをロックする以外にもできること
金銭的な被害が発生する可能性をさげましょう。
・おサイフケータイ機能にロックをかけておこう
→おサイフケータイ悪用での被害を防ぐため、使う時だけ利用できるようにFeliCa機能にロックをかけておくことができます。「おサイフケータイアプリ」の「ロック設定」から、暗証番号やパターンでロックをかけておけば、不正に利用される危険性を少しでも抑制できます。
■実際にスマホを紛失したら、やるべきこと
スマホを紛失した場合、まず、スマホがどこにあるのかパソコンなどで確認、遠隔操作を試みましょう。
○位置情報を利用してスマホの場所を確認することができます。
位置情報を利用したサービスやアプリでは、スマホの位置の確認、スマホのロック、スマホを初期して情報の漏洩・流出を防ぐことができます。
・「iPhoneを探す」で探す
・「Android Device Manager」でさがす(ままもなく提供)
・「セキュリティアプリ(有料版)」でさがす
スマホの位置の確認、離れた場所からのロック、スマホの初期化を遠隔操作できれば、被害を未然に防げるだけでなく、通信サービスやクレジットカードの停止、パスワードなどの変更といった煩雑な手続きをしなくはならない事態を回避することができます。
そのために、スマホの位置確認、遠隔操作でのロックは、普段に試して使い方を知っておきましょう。
■もし、スマホが見つからなかった場合
サービスの停止
・携帯電話の通信サービスを停止
→キャリア毎の連絡先に連絡して停止できます。
・クレジットカードの停止
→クレジット会社に連絡して利用を停止します。
パスワードの変更
これがかなり面倒ですが、全て変更しましょう。
・GoogleやAppleのアカウントのパスワードを変更します
・Amazonなど通販サイトのパスワードを変更します
・電子マネーのパスワードを変更します
・メールアドレス、SNSのパスワードを変更します
現代の生活では、スマホの紛失は、かなり大きな事件です。個人資産の危機、仕事やプライベートな人間関係への悪影響、生活での決済・ネット利用の障害など、様々な被害とストレスに見舞われていいます。
紛失しないにこしたことはありませんが、どのように注意しても、完全に紛失を防ぐことはできません。また、紛失しなくても悪意ある第三者に盗難される危険もあり、盗難での被害は紛失とは比べものにならないくらい大きなものになる可能性があります。
スマホにおける“セキュリティ対策”は、単に悪意あるウィルスを除外するだけではありません。ウィルス対策も必要ですが、紛失や盗難はスマホ本体自体が他人の手に渡ってしまうという意味で不安や危険性が増し、精神的にも大きな影響があります。「自分は大丈夫」などと過信せずに、日頃から、紛失した時の準備を怠らないことが大切です。