民主党の長島一由衆院議員(45)が、次期衆院選に不出馬を表明。任期満了後に民間シンクタンクに“転職”することが判明したが、これが「体のいい落選逃れ」と話題になっている。
 「民主党への逆風に、『総選挙での勝ち目はない』と見切りをつけたようだが、長島は神奈川県第四区の総支部長。しかもまだ40代で、彼と同じ1年生議員からは『上手くやりやがった』との声もあり、離党や転職を口にする者も増殖中なのです」(政治部記者)

 ただし、この長島氏の無責任さは、今に始まったことではないようだ。
 同氏はフジテレビの報道ディレクターから、'96年の衆院選に出馬。これに落選した翌年、鎌倉市議に初当選を果たし、逗子市長を経て'09年に衆院議員となった経歴を持っている。だが、その軽薄さは以前から有名だったのだ。
 「最初の衆院選のキャッチコピーが、『国会にお尻ぺんぺん!』でしたからね。大学の後輩をスタッフに担ぎ出し、選挙資金も浮かせていた。その一方で選挙を手伝いに来た後輩の妹(当時、高校生)を見初めて、結婚するというチャッカリぶりだったのです」(元同僚社員)

 一方、別のフジテレビ関係者はこう語る。
 「長島は大学時代にウインドサーフィンで、五輪選手候補に選ばれたことがある。その一芸と口の達者さでフジテレビに入社したが、彼のチャラさは有名でした。内定が出た後に『笑っていいとも! のプロデューサーだけど、飲みに行こう』と渋谷でギャルを騙してナンパ。女の子が同番組スタッフの知り合いだったため、制裁人事で総務部に配属されたことがあるのです」

 また、'08年には「川崎市の記念式典で女性の胸を触った」と報じられ、週刊新潮と裁判沙汰になったこともある。同裁判では長島氏が勝訴したが、一昨年には公設秘書が元ソープ嬢だったことも暴かれているのだ。
 「この秘書はウインドサーフィン時代の長島の後輩。倖田來未系のセクシーなビジュアルで、複数の週刊誌が長島の愛人かと調べていたところ、元彼氏がリークしたらしいのです」(同)

 震災復興をはじめ、今や我が国は未曾有の問題を抱えているだけに、長島議員にはご退場願えてよかったと言うべきなのかも。