NTTドコモの女子力アップスマートフォン「F-09D ANTEPRIMA」の手書きフォントを試す【レビュー】

フォントも手書きで作れちゃうわっ！

6月27日（木）にNTTドコモから発売された富士通製の「F-09D ANTEPRIMA（エフゼロキューディー アンテプリマ）」（以下、F-09D）は、ファッションブランド「ANTEPRIMA」とコラボレーションしたモデルだ。

S-MAXではこれまでにも女子力アップスマートフォンとしてF-09Dを紹介してきたが、今回は「オリジナル手書きフォント」機能を紹介する。実はこの手書きフォントは富士通製のオリジナル機能で、冬モデルから搭載されており、今夏モデルにおいても、F-09D以外の「ARROWS X F-10D」 「REGZA Phone T-02D」「ARROWS Me F-11D」にも搭載されている機能だ。

従来型のケータイでも画面表示のフォントを変更できる機能が搭載されていたが、スマートフォンにおいてもフォント変更できるモデルがある。F-09Dでは、フォント設定で「UR新ゴ」「ハッピーN」のほかに手書きした文字をフォントとして利用できるオリジナル手書きフォントが選択可能になっているのが特長だ。

■オリジナルフォントの作成と設定方法
まずは、オリジナルフォントの作成と設定の操作方法を紹介しよう。「設定」から「ディスプレイ」→「フォント」の順に進んでいきフォントの設定画面を表示させる。

フォントを設定する画面で「オリジナル手書きフォント」をタップ→「OK」をタップ

手書きフォントは3つまで登録できる。＜未登録＞をタップして新しいフォントを作る

入力スペースに手書きで入力

3つのできあがりイメージが表示される。気に入ったものをタップして決定する

フォントができるまで数分かかる
フォントを作成するには、サンプルと同じ文字を手書き入力する。入力する文字は「お」「は」「よ」「う」「A」「B」「C」「1」「2」「3」の合計10文字。手書きした10文字を解析してオリジナルのフォントを作成するという仕組みだ。

手書き入力が終了するとサンプルフォントが3種類表示されるので、気に入ったものをタップして作成を開始する。作成には数分かかり、作成中は画面上部の通知バーにアイコンが表示される。バックグラウンドで作成するので、フォント作成中に他の操作を行っていても特に問題はない。

フォント作成が終了するとチェックマークが入ったアイコン表示に変わるので、通知バーを開いて通知エリアから再度手書きフォントの設定画面に移動する。


通知エリアから手書きフォントの設定画面へ移動する

そのままオリジナルフォントに設定する場合は「このフォントを設定」をタップ
作成したフォントを反映させるための設定は「このフォントを設定」→「OK」をタップする。ここまできても「やり直し」ができる。

オリジナルフォントから普通のフォントに戻す場合は、フォント設定の画面でオリジナル手書きフォント以外の「UR新ゴ」「ハッピーN」をタップすればすぐに戻すことが可能だ。


■オリジナルフォントはどの画面で反映される？
作成したフォントを設定するとほとんどの画面で表示される。各画面を紹介していこう。

アプリアイコン下のアプリ名

設定画面

ブラウザ画面

文字入力キーボード　かな入力

文字入力キーボード　QWERTY
ブラウザでは表示するサイトによって反映されないほか、起動するアプリによっては反映されないなど一部を除いてほとんどの部分でフォントが反映される。

恐らく自分の文字を設定するケースというのは少ないだろうが、周りにいる字の上手な人や意中の彼、彼女に手書きをしてもらった文字を設定するとハッピーな気分になれる特別な機能ではないだろか。

F-09Dはもちろん、富士通製のスマートフォンを持った際は是非利用したい機能だ。

※今回のレビューに使用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

記事執筆：2106bpm（つとむびーぴーえむ）