29日のセリエA第35節で、チェゼーナにホームで2−1と逆転勝利したインテル。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は「最高のインテルだった」とコメント。次のように続けている。

「もっとも難しい試合だった。3位に並ぶ可能性がある一戦だったんだ。重要な勝利だった。チェゼーナはすでに降格しているが、難しい相手だ。今日は満足しているよ。私が就任してからベストのパフォーマンスだったからね。何度もチャンスをつくった。残念ながら、カウンターから先制を許したが、それから選手たちはうまく立ち直った」

また、ストラマッチョーニ監督は観客の声援に感謝している。

「大きな後押しとなった。我々はパス回しが非常に良くなっている。ポゼッションに関しては、今日はうまくやれたと思うよ。継続的でもあった。各選手のクオリティーのおかげでね。もう一つ気に入ったのは、キャラクターだ。気迫があった。先制されてから時間はあまりなかったが、すぐに追いついたんだ」

「我々は今週、良いトレーニングをしてきた。(エステバン・)カンビアッソは素晴らしい試合をしたね

2か月前までの疲弊したインテルは、もはや過去のことのようだ。

「ポジティブなことだね。選手たちには意欲がある。我々は良くなっているところだ。一つのアイディアを追っており、そのためにトレーニングをしている」

ゴール前で何度となくミスをしたFWジャンパオロ・パッツィーニだが、ストラマッチョーニ監督は次のように語った。

「やり直すとしても、私はまた彼を起用するよ。調子は良いんだ。2度ほどチャンスでアンラッキーだった。だが、数センチのことで、一人の選手のパフォーマンスを評価することはできない」