レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督は、30日夜のサラゴサ戦のメンバーからクリスティアーノ・ロナウドを外した。これについて、バルセロナとのCL準決勝セカンドレグのために温存したのか、はたまたロナウドへの警告なのかと話題になっている。

ロナウドは2−0で敗れたバルサ戦後に、「モウリーニョの守備的戦術でプレーするのは好きじゃないが、言われたことはやるしかない」と発言していた。

モウリーニョは29日の記者会見で、ロナウドのコメントに対しては、「まったく問題ない」として、「ロナウドは好きなように言えばいい。あれは彼の意見なんだから」と話した。ただ、サラゴサ戦のメンバーにロナウドがいないことを指摘されると、多少苛立ちを見せたという。


他にもシャビ・アロンソ、ラッサナ・ディアラ、ラウル・アルビオルもサラゴサ戦には不在だ。ただ、ラ・リーガの得点王をメッシと争っているロナウドは、温存されることに抵抗を示していた。

モウリーニョは、アロンソとディアラについてメンバーからはずした理由を、「疲労困憊」で、「セカンドレグまでに回復する」時間が必要とし、アルビオルについてはバルサ戦に出場できないペペとセルヒオ・ラモスを使うから「プレーする必要がない」とした。しかし、ロナウドについて訊かれると、肩をすくめ、「私が決めたから」とだけ答えたのだ。