特にユヴェントスをはじめとする一部クラブが獲得を強く望んでいるバルセロナMFハビエル・マスチェラーノが移籍することは確実になさそうだ。一方で、バルサはトッテナムMFガレス・ベイルの獲得に巨額オファーを提示するかもしれないと噂されている。4500万ユーロ(約50億円)にFWボージャン・クルキッチを加えるというビッグオファーだ。

一方、レアル・マドリーに関するニュースでは、アーセナルが18歳のMFパブロ・サラビア獲得に動いているという。同選手の代理人であるヒネス・カルバハル氏が、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の関心を認めている。また、イタリアの2クラブも興味を示しているとのことだが、どのクラブかは明言していない。アーセナルは先日、バルセロナの若手トラルを獲得して騒動となったが、ライバルのレアルからも将来が嘱望される若手を手にするのかもしれない。

またレアルについては、DFマルセロとMFサミ・ケディラの去就が騒がれている。ジョゼ・モウリーニョ監督の下でレギュラーとなっている両選手だが、イタリアのクラブからの関心が強まっているのだ。

マルセロを狙っているのはインテルである。ただし、レオナルド監督とマッシモ・モラッティ会長が、友人であるモウリーニョ監督に対して無礼を働くことはないだろう。ケディラの獲得を望んでいるのはユヴェントスだ。以前からユーヴェは同選手のようなタイプのセンターハーフを探している。だが、レアルが彼を手放すこともまた考えにくい。

最後に、アトレティコ・マドリーに関するニュースだ。マンチェスター・ユナイテッドは引退するGKエドウィン・ファン・デル・サールの後継者として、アトレティコGKダビド・デ・ヘアの獲得を望んでいるという。マンUはデ・ヘア獲得に2000万ユーロ(約22億円)を用意しており、アトレティコにとっては断るのが難しい金額だ。