5勝3分1敗。アルベルト・ザッケローニ監督の治療は、ユヴェントスに効いたようだ。MFジエゴも楽しみつつ、そう確信している。「ヨーロッパリーグ(EL)では正しいスタートが切れた。ドレッシングルームで僕らは決めたんだ。ELを制覇したい。チャンピオンズリーグ(CL)はダメだったけど、ELで再チャレンジだ。僕らはユーヴェであり、勝つことは僕らのDNAに含まれている。欧州の舞台で頂点に残らなければいけないんだ」。

――ダヴィド・トレゼゲは、トロフィーを獲得できるならリーグ4位の座と取り替えるそうです。
「僕は違う。来年のCLに出ることは、あまりに重要だ。ユーヴェは外れちゃいけない。僕らのチームは諦めることなく、2つの目標を狙えるんだ。それに、僕らは3位にたどり着くこともできる」

――CLではバイエルン・ミュンヘンに1−4と敗れ、グループリーグで敗退しました。その悔しさは残っていると思います。ただ、バイエルンは強さを見せましたね。
「問題は彼らの強さじゃなく、僕らがあの試合で間違えたってことだ。僕らのプレーは悪かった。良いプレーをして負けたというならまだ分かるけど、実際は試合をすることもなく、僕らは敗れてしまったんだ。今日、また試合をするとすれば、違う形で終わるはずだよ。勝利とともに、自信と陽気さがついてくるものだ」

――バイエルンMFフランク・リベリと来夏、トレードとなったら…?
「僕はそんなこと考えたこともないな。5年の契約を結んでいるし、僕はユーヴェに残ることをうれしく思う。僕は昨夏、決断を下したんだ」

――あなたは7ゴールを挙げていますが、アシストも8つあります。ただ、ブレーメンでは昨季21ゴールでした。
「僕はアマウリや(アレッサンドロ・)デル・ピエーロ、(ヴィンチェンツォ・)イアクインタ、トレゼゲのように、ゴールを決めるためにいるんじゃない。別の任務があるんだ。トレクアルティスタ(トップ下)にとって、リーグ戦で5ゴールというのは多くない。でも、少なくもないよ。仲間へのアシストは1ゴールに値するんだ」