先日の大相撲大阪場所で4場所ぶりの復活優勝を飾った朝青龍。千秋楽結びの一番に勝ち、意気揚々と引き上げる花道の途中で、朝青龍に抱きつく強面の輩。祝杯でも堂々と朝青龍と並んで真ん中に陣取ったあの強面。競馬ファンなら一度は目にしたことがある顔ではなかろうか。そう、「アドマイヤ」の冠名でおなじみの馬主、近藤利一氏だ。

近藤氏といえば、かつての名大関、小錦の後援会長をしていた経緯があり、今でも毎年地元で行なわれる大阪場所の前になると、場所のために大阪市に数百万円の寄付をするなど、大相撲と縁が深い。同氏は常々「色々な力士から後援会の依頼が来るけど、私は小錦一筋だから、もう後援会はやらない」と公言していたが、朝青龍が謹慎中に本人の自宅を訪れたことで、ただならぬ関係が明らかとなった。

朝青龍は優勝当日のNHKサンデースポーツ内で「近藤さんが来てくれてたし勝ちたかった。馬も勝った(同日阪神大賞典でアドマイヤジュピタが優勝)みたいだし、W優勝だね」とうれしそうに語っている。これだけ親密な関係なら、朝青龍の本名から取った愛称「ドルジ」の名を付けた「アドマイヤドルジ」のデビューも近い?
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